眠らせてください、君の中で - 2004年08月12日(木) 忘れてください、僕の幼い恋を。 それでも、また何も学べていない僕は 幼い恋をするのだろうか。 恋という偽装。 誰かを欲しているだけ。 それがダメなんて誰が誰に問い詰めるの? 問い詰められるというのか? 人の心は果てしなく孤独で 彷徨いながら答えらしきものを創り出し自分を納得させて無理矢理進んで行く。 この世に生を受けてしまった我々一人一人が歩む道は既に業の道なのだ。 選ぶのはあなただ。 もしくは誰かなのかもしれないが。 愛なんて目に見えません。 感じるほかないのです。 気付かなかっただけでしょうか? その場所その場所に少しずつ在ったのに それは気取らせないように静かに息づいていたものだったのに また僕はすべてを無にしようとしている。 苦しいんです。 元に戻せないくらい壊れちゃったから もうどうしようもないから 救いようがないから 僕を君は捨てたんですね? たとえその結果が僕が苦しめても 自分の誠実さを選んだんですね? それはやさしさなんですか? ねぇ君、僕は偽者の愛でもどうでもよかったんだよ。 君が僕のすべてだったから。 僕に対して誠実じゃなくてもよかったのに また僕を独りにするんだね? また僕を壊すんだね。 息苦しい。 「二人」の幸せを知ってしまったから 「独り」が今ものすごくしんどいんだ。 記憶が飛ぶくらい眠りたい。 もう一人の僕は僕を眺めて何を思うのだろう? 生かされるか殺されるか ただ純粋な興味として知りたい。 僕が僕じゃない証明はあの日の出来事で十分だよ。 願ってもなかった。 不謹慎だね。 おかしいんだ。 感覚がもう普通じゃないんだ、多分。 でも普通じゃなかったのはもともと僕だったんだから 僕の撒いた種なんだろうね? ...
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