その結婚で、幸せですか? - 2003年12月30日(火) 一般的に離婚イコール不幸、結婚状態の継続イコール幸福であると考えられているが、現実には必ずしもそうではないと、周囲のケースを観察していて、しばしば思う。 別居生活が30年以上にもおよぶ、共稼ぎの某夫妻。 ともに自分の気持ち、立場を主張するだけで、相手への思いやりなどかけらもない。 さっさと別れてしまえばお互いのためになるだろうに、欲得や世間体がからんで、いまだに婚姻関係を解消出来ない、精神的に子供(ガキ)なふたり。 見合い結婚後もフーゾク通いがやめられず、酒場の女性と援助交際などしたりする某氏。 五十歳過ぎても「モテたいコンプレックス」丸出しというのは、みっともないの一語である。 いまだに会社からまっすぐ帰宅する日がなく、よく奥さんが我慢しているなと思うが、子供さんたちが独立してしまえば、熟年離婚という末路を迎えるのかも知れない。 度重なる夫の浮気に耐えかねて、自殺を企てるも未遂に終わった某夫人。 その後、夫とは別れず、不実の代償として、彼に巨額の資本金を出させて料理店を開き、その社長の座におさまっているというが、果たして幸せなのかどうか。 もう四十路だというのに、いまだに社内不倫を繰り返す某夫人。 社内で「食った」男性は、もはや片手では到底足りず、「社内慰安婦」の陰口を叩かれている。 もとはといえば、夫がよからぬことをしたことに対しての報復だったのだろうが、そんな彼女の行状を知らぬわけもないのに、いまだに未練があって「別れよう」とは言えない夫。 結婚という「かたち」を無理にでも存続させるために、「なかみ」、すなわち自分たちの幸せさえも犠牲にしていることには、疑問を感じざるをえない。 あなたがた、その結婚で、本当に幸せですか? ...
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