| 2005年11月29日(火) |
HATE HONEY 「 ワンマン 」 @下北沢Que |
HATE HONEY presents 「 TOKYO CITY ROCKERS GIG vol.6 〜 ONEMAN 〜 」
当初このLIVEが発表された時は、「月末最後の週だし(仕事 が忙しくて)ムリかなぁー」と思い、行かないつもりでいた。 ところが、LIVE発表後に突然発表された「3月に解散」。 HATE HONEYは1度活動を休止し、数年を経て復活した 稀有なBAND。 復活からまだ数年だし、まさかこんな すぐに解散するなんて思ってもみなかった。 せっかくNEWアルバムが出来たばかりのこの時期に、「なんでだ?」 という思いと「ラストLIVEはしないのか? このLIVEに なるのか?」という疑問を持ちつつ、この日のLIVEを待った。 結局直前に3月のラストLIVE@新宿LOFTも発表され、 ちょっとした安堵も持ちつつ、「残りわずかなLIVEに行かな ければ!」という思いで当日を迎えたが、やはり残業・・・。 慌ててQueのホールに入ると、覚悟はしてたが入り口まで いっぱいの人! しかしQueは入り口のドリンクカウンター 前ではまったくステージが見えないので、なんとか入り込んで 高木さんがチラチラ見えるところまで進出した。
解散が発表された直後の「HATE HONEY」のワンマン。 正直どんな雰囲気になるだろうと思っていたが、入った時は いつものワンマンと変わらない大盛り上がりで! ちょうど「alice’s barette」を演奏中だった。 そしてすぐにMC。 まずは久々のアルバムのレコーディング が終了した報告を。 「史上最強のアルバムが出来た」って。 そして「それはみんなのおかげ」と感謝の言葉を言ってくれて。 でも解散のことは無し。 敢えて触れない感じで。 見ている方も、敢えて触れない感じで、普通に大盛り上がり。 HATE HONEYのメンバーとファンの間の、そういう言葉に しなくても通じる一体感というか、空気というかが、あまりに すばらしくて、硬い絆で、心が痛い。 そう、「高木さんが語ってくれるまで待つよ」という雰囲気。 その後も「I LOVE YOU」「la lotta baby」「forever youth culture」と、ガンガン飛ばしまくるセットリスト! 会場も大モッシュ&ダイブで大盛り上がり!! そしての名曲バラードの「IN THE SUN OF LOVE」。 どうしてこの人の声はこんなに哀しく、そして激しいのだろう。 本当に切なくて切なくて、胸が締め付けられるようだ。 そしてMC。 「なんか言わなきゃいけねぇとか、なんか そういうことに縛られてる気がすんだ、今日、俺」って。 でも「ええと・・・」って言ったっきり、止まってしまって。 そして「今は言いか」とボソっと言ったら、誰か男の人が思わず 「ああ」と返事。 しかしみんなの気持ちを代弁してくれた ような。 高木さんも、やはり解散のことを話すつもりでは あるんだ。 そして再び「teenage Attitude」「DIARY」「chainbird」 と、暗く猛烈に激しい曲を連続で。 会場も、重苦しい 雰囲気を跳ね飛ばすような暴れっぷり。 高木さんも、 もがき苦しむように叫ぶ! そして曲が終わった瞬間に、 誰かがたまらず「ウォーッ」と叫んだ! 哀しい雄叫び! そして暗くて切なくて繊細な「blueberry motel」。 サビで「これでもか」とばかりに叫びまくる高木さん。 涙が出そうだ。 そしてミディアムテンポの名曲「SUNSET DRIVE」。 大切に大切に歌い上げている。 そして「まだ力は残ってるか?」と会場に問いかけ、ニヤリと 笑って「冬の歌だ」と。 みんなすぐに曲が分かって大歓声が 起こり、うれしそうに「歌えよ!」と高木さんが言って「WINTER DAYS」!! ・・・しかし歌い始めてすぐ、高木さんが 言葉につまり、歌えなくなった。 思わず会場が大合唱。 古い曲だけに、特に思い入れが強かったのか? カヴァー曲「Can’t Take My Eyes Off Of You」の 後、ちょっとだけMC。 「FUCHIが、前、大丈夫かって 心配してるぞ」 Dr.FUCHIさんからよく見える最前列辺りが、 潰されて相当ひどいことになってたらしい。 優しいなぁ。 後半は「rodeo juliette」「summer snow」「夜の果て」 「I‘ll Kill Myself」「paint it black」とイッキに。 「summer snow」の前には、ひとこと「雪を・・・降らせよう」と。 「I‘ll Kill Myself」は、ダンサブルなnew ver.だった。 そしていつも言う「大事な曲だ」というひとことのあと、本編最後は 「CHAIR」。 あまりの壮絶な歌と演奏に、終わっても しばらくみんな呆然としてしまった。 そして我に帰ってアンコール。 今日は「ヘイト」コールだ!
そして大歓声の中静かに登場したメンバー。 高木さんは、まず 「サンキュ!」と言った後、「俺たちは、来年3月に、解散します」と きっぱり言いきった。 「それはひとことで言うと、ほんとに、 ものすげぇポジティブな解散なんだわ。 俺ら4人にとって。」 「そこにつまんない理由は何ひとつないんだわ。 ほんとに」と。 そして「2月にラストアルバムが発売されて、3月にラストツアー をやるんで、それまで・・・よかったら付いてきてくれ」との 言葉に、「おーっ」と力強く応える会場のみんな。 そして、暗く静かな「teenthrash」を、哀しく激しく吐き出すように 歌ってくれ、演奏してくれた。 最後には去り際、「ありがとう。 また会おうぜ」と。
なんだか本当に信じられないが、「まだ遠くに感じる3月のラスト LIVEをしっかり受け止めなければ。 見届けなければ。」 と気持ちをしっかりすることが出来たLIVEとなった。 それにしても、HATE HONEYのファンはなんてあったかくて 大人なんだ! メンバーの気持ちをすべて汲み取ったかの ような姿勢で。 誰一人追求の言葉を投げたり、「やめないで!」というような 感情的な言葉を吐いたりする人はいなかった。 あんな激しい曲調のBANDなのに・・・。 全てメンバーの、高木さんの人柄なんだろう。 見た目はとても怖そうだけど(笑)、すごく温かくて人情深くて。 とにかくラストアルバムを楽しみに待ち、ラストLIVEに 立ち向かうしかない! あと4ヶ月!
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