★ LIVE DIARY ★

2004年12月19日(日) RUMTAG / VELTPUNCH 「レコ発」 / Sloth love chunks  @下北沢ERA

「 VELTPUNCH “ question No.13 ” レコ発 」
1 : MEAT EATERS      2 : RUMTAG      3 : 惑星
4 : Sloth Love Chunks      5 : VELTPUNCH



★ RUMTAG  SET LIST ★
1 : 水たまり       2 : Subdue       3 : ROBOT
4 : with or without you (U2カヴァー)    5 : ( 新曲 )
6 : S.O.K



ベルパンが、私が好きになってから初の音源発売で、めでたくも
そのレコ発をERAで行うとのことで前から楽しみにしてたLIVE。
しかもお祝いにかけつける対バンには、大好きなRUMTAGを始め
s.l.cやら盟友MEAT EATERSやら気になるBANDが
わんさかで!!   まるで私祭り!!(笑)
ものっすごく楽しみにしてたが、ちょっと遅刻して中に入ったら
すでにMEAT EATERSの途中だった・・・。 はぁ。


「MEAT EATERS」はベルパン企画にほぼ必ず出演している、
ベルパンの信頼が厚い3ピースBAND。
私も何度かベルパン企画を見に行く内にこのBANDのLIVEを
見る機会が増え、じわじわとハマリ気味(笑)
最初の内は、あまりに変調子だったり展開がガラッと変わる曲に
ついて行けないところもあったのだが(苦笑)、だんだん聴き慣れる
につれそのかっこよさがじわじわと浸透。
まさにスルメのようなBAND(笑)
この日も途中からではあったが、やっぱりまた更に音のかっこよさを
実感して大満足。
ちなみにMCでは、「俺らの方がかなり前に録り始めたのに、まだ
終ってないね(苦笑)」と自分らを責めながらも(笑)、ベルパンの
新音源をベタ褒めして祝福していた。


2番目で「RUMTAG」!  ERAで見るのはすごく久しぶり!
そしたら1番目にいきなり懐かしい曲「水たまり」が始まり、おおっ!!
やっぱりRUMTAGらしい・RUMTAG節炸裂の1曲!!
橋本さんのドラムがあいかわらずのするどいキレ味で、身に沁みる!(笑)
しかし!間髪入れずに始まったのはなんと「Subdue」!!
1stアルバム1曲目の名曲中の名曲!!   もう思わず「うわぁっ!」
と声をあげそうになった!!(笑)   まさか2004年最後のRUMTAG
LIVEでこの曲が聴けるとは!!    もう聴いてるだけで切なく・
苦しくなる。  感涙。感涙。  いい曲だ〜!!
そしてMCも無く(笑)、新しめの曲「ROBOT」。
この曲はドドドド走るエサキさんのベースがとにかく気持ちよいのだが、
爆音がお得意らしいERAで更に気持ちいい!
そして次がU2カヴァー「with or without you」。
なんか最近よくやってくれてうれしい!   もはやこのバージョン
では、カヴァーではなくすっかりRUMTAGの曲。
そして新曲。   うー、やっぱりサビでなんて歌ってるのか
(叫んでるのか)分からない(苦笑)   でもこういう暗くて短くて
疾走する曲はやっぱりRUMTAGの持ち味だなぁ。  ドキドキする(笑)
最後にやっとしゃべってくれたと思ったら、「年末・・・どうお過ごしで
しょうか(笑)  よいお年を。 お元気で(笑) さようなら(笑)」
と、年末のご挨拶のようなひとことで(笑)
そして(超・暴れ曲「PULL」が)来るぞ!と待ち構えてたら、なんと
これまた超久々の「S.O.K」がラスト!
なんだー?今日のSET LIST!!(笑)   うれしすぎだー!
もう、大・大・大満足で2004年最後(東京では、ですが)の
RUMTAG LIVE終了。   来年もいっぱい見に行くぞ!


3番手で人気者「惑星」。   惑星Tのお姉さん方がどっと前に
押し寄せる。  さすがー!
自分はRUMTAGとのタワレコインストア2マンLIVE以来かなぁ?
すごくすごく久し振り。
そしたらDr.の女の子が、前はボーイッシュな感じだったのに、
いきなりCLUB系のお姉さんになってたのにびっくり!!
女って大変身するのねー(笑)
そしてものすごい盛り上がりだった。   そしてVo.さんはやっぱり
美形だった(笑)


トリ前で「Sloth love chunks」。   しかしまだナガヌマさんが
メンバーだと信じ込んでた私は、「連チャンなんてすごいなー!  でも
セッティングし直さなくていいからラクなのかな?」なんて思っていたら、
知らないサラサラヘアーのギタリストが出て来てびっくり!!
しかしそれでもまだ「さすがに今日はサポートを誰かにお願い
したのかな?」とか思ってた(苦笑)   後から、RUMTAG企画
「友を待つ」に出た時から、ex.キウイロールのギタリストにメンバー
チェンジしていた事が発覚!   「ex.キウイロール」というのは
フライヤーにも書いてそれは見たのだが、「ドラムがキウイロールの人
だったのかー」なんて思ってて。  ほんとにどこまでも勘違い(汗)
しかしそれでドラマーさんがタイガン(憲太郎さんがドラムを叩き、
諸富さんがベースを弾くナゾのハードコアパンクBAND 笑)の
ギタリストだとも判明。   ああ、すっきりした(笑)
LIVEはもはや聴きなれた音源の曲中心で(1曲目も音源1曲目の
「loveless a deal」からだったし)、前回より更に更に
楽しめたし、かっこよい!   そしてやっぱりリズムがおもしろい
「四角いvision」と、間奏でヴォーカルが一瞬アカペラになる、
切なく爽やかな「zipy」が私は好きだなぁ。
「zipy」は前回見た時も最後の2・3曲だけ見れた時もラストに
やってたから、やはり代表曲なのかな?
ああ、でもやっぱりナガヌマさんの狂気的なのにロマンチックで
繊細なギターが・・・・。  惜しいなぁ。
ちなみに新しいギタリストさんの音は、すごく尖っている感じ
だった。  狂気的なところは引き継いでいたけど(笑)
なんとなく全体的に男らしさ・力強さUPという感じ。
それから憲太郎さんがものっすごく暴れるようになってて
びっくり(笑)   長い髪振り乱して、ちょっと恐怖を覚える
ぐらい(苦笑)   大迫力だ!
そしてなぜかMCでは憲太郎さんが、「えー今日はVELTPUNCHの
レコ発ということで、ナガヌマくんは今日、もう既に4回ヒゲを剃って・・・。
本番前にもう1回剃って・・・。  アンコ−ル前にもう1回剃って・・・(笑)」
って(笑)   しかも最後も「ありがとうございました。 Sloth
love chunksでした。 ナガヌマ、ヒゲ剃れよ!(笑)」で
締めたし!  こりゃあs.l.cではナガヌマさんは相当ヒゲのことで
憲太郎さんにいじめられてたな(笑)  憲太郎さん、いじめっコ
(いわゆる“ジャイアン気質”)っぽいしな(笑)
でもそう言われるまで気が付かなかったけど、そう言えば
ナガヌマさん、ヒゲ濃い目かも?(笑)


そしていよいよトリで主役の「VELTPUNCH」!!
「えーそれではVELTPUNCH始めます」と、いつも通りの
ひとことから(笑)   そして1曲目がインストの「我ガ心ニ向日葵
ハ咲カズ」。   メロウに物憂げにスタートし、すっと空気が
変わった。   そして一転、力強く激しい「7」へ!
みんな真剣に聴き入っている。  そしてエコーがいいところで
かかったり、すごく音が気持ちいい。  さすが今回のアルバムの
エンジニアさんがスタッフのLIVEハウス!
そして軽快なテンポのくせにものすごく絶望的な歌詞の(苦笑)
「ルゥム」。   自分も今回のアルバムでも特に好きな曲だが、
BBSとかを見るとかなり人気がある曲らしく、この曲では
リズムを取りながら聴いている人が多い。
歌でちょっと緊張気味かな?というところもあったけど、最後の
「ワン・トゥ!」のシャウトとかすごいよかった!!
そしてアイコさんがリードを取りながら、3人で音をすり寄せる
ようにして間合いを計って、アイコさんが「トリトン」とタイトル
コール。   アイコさんメインヴォーカルの曲。
やるせない物憂げな感じのアイコさんの声は絶好調だし、ナガヌマ
さんも気持ち良さそうに暴れながら(笑)ギターを弾いてた。
そしてやっぱり第九のメロが入る間奏は秀逸!  最後のナガヌマ
さんの、めずらしく低い声のコーラスもすごく好きだ。  思わず
歓声あがってたな(笑)
そしてイントロを弾きかけながら、「ちょっとMCしとく?(笑)」
と言ってナガヌマさんがMC(笑)  でも「4年ぶりのアルバムが
出まして。 長かったです。 ありがとうございます」「もうレコ発も
“レコ発って何?”って感じで(笑)」という短いひとことで終了(笑)
でも4年ぶりの音源だったのかぁ。  私がLIVE見始めた頃
から新しい音源出てなかったもんなぁ。  でもほんとすごい
インターバルだなぁ(笑)
そして私が今回のアルバムで一番好きな「SENSE」!
イントロの「もうたくさんだ!」絶叫も、ものすごい力が入ってた!
全身全霊という感じの演奏に、こちらも真剣に聴き入る!
激しく華麗にしかしエンディングではPOPに・・・といろんな
要素がめまぐるしく展開して、ものすごくワクワクする曲。
この日はやはりいつも以上にすばらしかった。
ここでアイコさんが物販の告知等したのだが、その間物販の
ベルパンコーナーにスポットライトが当たるサービスが(笑)
やはりさすがエンジニアがこのLIVEハウスのスタッフ!って
感じで(笑)   あったかいなぁ。
そしてミディアムテンポで幻想的な「HINORIのテーマ」で
またぐっとベルパンワールドに引き込まれてから、激しいドラム&
狂気的なギターメロのイントロで始まる「K.A.O.S vs 電」。
ここのイントロで「ありがとうございました。 最後の曲です」と。
ドラムさんの絶叫も力入ってたなぁ(笑)   しかしアイコさんの
歌はそれとは対照的にフワフワと入って。   この辺が「vs」
なんだろうか?   しかしナガヌマさんのギターはあいかわらず
すごかった。  狂い叫んでいた!  さすが!!
なんだか圧倒的な迫力にぼぉーっとしてしまってる内に終って
しまった。


もちろんのアンコールが起こったが、30秒ぐらいですぐに登場
したので会場からは「早過ぎ〜(笑)」との声も(笑)
しかし「ほんっとありがとうございまっす!」と言いながら
登場したナガヌマさんは本当にうれしそうで(笑)
アイコさんとドラムの遠藤さんは普段クールな感じなので、
この時もはにかむような笑顔で。
そして改めて対バン1つ1つに御礼をして、ほんとはレコ発で
5バンドというのは長過ぎるところだけれど、4バンドとも
すごい大切なバンドだったので出てもらったと。
私的にはすごくうれしいメンツだったし、いっぺんに見れて
こちらこそ御礼を言いたいぐらい(笑)
そして最後は音源には入っているが、だいぶ前からLIVEで
演奏していた曲「REASON」。   ナガヌマさんのシャウトが
心に突き刺さるような凄さで。   その上に軽やかにアイコさんの
コーラスが重さなり、激しいドラムの音が心臓に響き渡る。
まさにベルパンの全てが詰まったような曲・演奏だった。
すばらしいレコ発LIVE、本当におめでとうございました!


最初から最後まで充実したLIVEで大満足で帰宅。
しかし実はベルパンは、これがファイナルなんじゃなくてスタートで、
これから全国ツアーが始まるんだよね(笑)   いってらっしゃい!
ファイナルのSHELTERを楽しみにしてます!!


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