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2005年03月11日(金)
瞬間・・
夏の間。
何度も逢瀬を繰り返したあたしたちは。。
すでに火遊びが終わりつつあることを察していたように思う。

一向に開かれない扉。
開いてしまうことは・・別のものを捨てることでもあるかもしれない。
そこまでの気持ちをこの人にかけられるかと言われれば。。
・・・正直あたしに答える言葉はなかった。

ではなぜに惹かれたのか。

夏の間。。
彼と二人だけでなく、何人かで飲みに行くこともあった。
必ず途中で彼はあたしの隣に座り・・
特別な会話をするわけでもないが、何か楽しいひと時を過ごした。
しかし
メールであれ、会話であれ。。
何か核をつつく内容については何一つ進む気配のない二人。

飲み会が終わると。。一旦みんなと別れてバラバラになり、
そして二人だけのつかの間の時間をすごした。
さっきまでの他愛のない笑顔とはまるで正反対の
絡みつくような視線と。。指先と。
・・・キス。


離れられないようで、明日別れてもおかしくない二人だった。



秋になり
そう簡単に顔を見て会話の出来ない。。忙しい日々が訪れた。
それは一方で二人のための準備にもなっていた。

あることをきっかけに

メールも
会話も
極端に言葉少なくなってしまった。





覗くのはルール違反。。。


あたしのそれとすぐにわかったのは
心を閉ざしたままの会話から掴んだ何かが見えたからだろうね。。
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