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2005年03月10日(木)
燃え尽きたい・・
性急過ぎる行為だということはわかっていた。
彼はもちろんそそり立つものを奥までなど突き立ててこない。
もうそれだけでどろどろになっているあたしも彼の顔をみあげた。
普段はおちゃらけてばかりいる男。
なのに中身はちっちゃくてロマンチストだったりする男。
大好きなのに・・・
あたしも彼も。。背負っているものが大きすぎる。

急に冷静になるもう一人の自分。
だから今。ひとつになりたい。

彼はあたしの心を察したのか
ふいにあたしをまっすぐに寝かせなおした。
その1年ほどで家庭の問題も自分自身の問題もあり
ちとやせこけていたあたし。
すっかりなくなってしまった乳房にてをあてて・・
キレイだといってくれた。

ずるい。


体育会系な彼。こんどはあたしをうつぶせにして。。
背中からしずかになでながら驚いたように言った。
「無駄なものがない身体。。だよね」
痩せてはいたけど…がりがりではなかったつもり。
なんかひっかかったけど聞き流す(笑)

そして筋肉をほぐすようにマッサージをしてくれた。

たくさんはなしをした。
そしてたくさん抱き合った。


あたしが何度目かの絶頂を迎えた時。。
彼が再び背後に回った。
「なんだか最後は後ろからにしたいんだ・・」
「うん」といいながら
あたしはあたしたちの行為そのものを象徴する体位かもしれない。。
などとぼんやり思った。

彼が背後で。。
声を立てて感じてくれていた。




あたしも思う存分。。時間ぎりぎりまで感じていた。。


以来。
めったに思い出さないのだが
時折。。夫との行為の最中にフラッシュバックすると・・

異常に感じてしまったりして。ごめん。夫。
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