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2004年07月06日(火)
ごめんなさい。。
彼のことをもう少し。
彼といるとある種の緊張感があって…楽しかった。
彼は哲学の本を読みあさりながら酒を飲み、ドラムをたたきまくるイメージ。
すこし普通の感覚とは違ってた。
好きなことにお金はつぎ込んで
冬でもTシャツにサンダル。。だったり
昼はトーストだけ。。だったりした。
いつもどこか冷静で。。そこが自分に似てる気もして。。
もっと一緒にいたいとか深く考える余裕はなかったけど。

コンテストといっても本戦まで3大会あって。
地方の大会で賞をとれば、次の大会には無料で招待された。
その頃にはすでに分裂を始めていたバンドだったから
表向き気合は入ってたけど…むしろその雰囲気を楽しんでいたかも。
空いた時間は彼とほとんど一緒だった。


そしてその頃・・・
彼は元カノと微妙な関係にあったり、
あたしはあたしで・・・別の人に告白されたばかりだった。
周囲の薦めもあったりして、
あたしは告白してくれた人と付き合ってみると決めて。。
すでに返事をしてあったのだけれど
ごく一部の人にしかそのことは知らせてなかった。
彼も。。知らなかった。



コンテスト終了後
彼はあたしを呼び出して
呼び出したのに他愛もない話をしはじめた。
なんとなく。悟ってしまった。
だから改札口で彼が話し出したとき。
。。不意にそれをかわすような言葉が口をついて出てきた。
状況的には何の問題もなく。。
それがあるべき姿だったから。


次の練習に。。
彼は髪をぼうずにしてやってきた。
なんだか少し。。やるせなかった。







ドキドキ効果ですね。。たぶん。。
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