maya-mey's story
時の中で・・2003年1月今日から始まる物語 精神架空の物語の始まりです

2004年11月06日(土) おはようの時

開けきらぬ夜明けの空を見詰ていたよ
冷たい北風が・・私の心に流れ込む・・
凍えそうになる心を・・そっと両手で抱き寄せてみるの。
静かな時間と・・あけ行く空の霞む茜色・・無常なまでに美しい。
そんな朝の情景を思い出しながら・・今・・日記を書いているの
心の1ページに刻まれて行く優しい時間、淋しさも虚しさも・・
やがて時を越えて薄れていくような・・
私はお気に入りのコーヒーをいれている・・琥珀の香りに包まれながら・・
こんな目覚めを楽しんでいる。
ざわめきの聞こえないマンションの中庭は少し淋しい・・少し肌寒い朝になったね・・

今日はどんな1日になるのだろう・・
心の何処かでワクワクしながら・・ほんの少しの淋しさの中・・この場所から飛び出そう・・
動かなければ・・何も始まりはしない・・何も・・

ピンと張り詰めた空気の中で
静かな時間を見送って行く
淋しさも・・切なさも
ただ・・黙って・・見送って行く
独り善がりな人生に・・
ほんの少しの休息があるのなら
暖かな・・温もりを感じてみたい
我侭な私の心が・・呟くの
優しい朝日の温もりに
そっと目を閉じまどろみながら
今日の始まりを感じてる
そう・・・
動かなければ・・始まらない・・
何も・・始まらない・・

・・あるこうよ・・前を見て・・

心に囁く・・
始まりの時


 < 過去  INDEX  未来 >


maya-mey [HOMEPAGE]