眠れぬ夜の小さな抵抗・・ そうさ・・始まりだよ・・前を見て歩こう・・ 草臥れ果てた心が囁き出した 遠くに揺れる水面の明かりに・・泣き出しそうになりながら それでも尚・・歩きたい。そう思うの・・たった一言の優しさが私を救ってくれる・・歩きたい ただその想いだけで・・生きている。
携帯が突然になった・・ 「もしもし・・○○ですけど・・・」 久しぶりに聞く懐かしい声 「おひさしぶり・・」と答える私に・・ 「あのぉ・・3月の公演ではるんですよね。。」 「公演までのワークショップの日程参加・不参加を市民会館に連絡してください・・」 初日のオリエンテーションに仕事で出れなかった私は・・もう・・参加できないと想っていたの・・ きっかけとは不思議なものです・・ 今・・色んなことに疲れ果て・・夢を追いかけることすら出来なかった私に・・ 小さなきっかけが迷い込んできました。 戸惑いと・・期待・・交差する私に・・ 市民会館が直接かかわらはるので・・と説明が続く・・ 「わかりました・・日程市民会館の方に連絡しておきますね」と私・・ 「はい・・よろしくです」と・・彼女・・ 「また・・おあいしましょう・・」その言葉を携帯から聴きながら・・ 夢と現実の狭間に迷い込んでいた私・・ もう一度・・舞台に・・・そう思う私の心は・・秋色に紅葉していた・・ 始まりです・・歩き出す事・・忘れないで・・と・・・
時をさまよって・・やっと・・ この場所に辿りついたよ 息切れしながら・・ 歩いていたの もう・・戻る所など 何処にもないよ そう・・呟きながら 見詰た水面に揺れる・・ 優しい灯火 心に流れるメロディを ねぇ・・もう一度 間だ見ぬあなたに 伝えたい・・
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