maya-mey's story
時の中で・・2003年1月今日から始まる物語 精神架空の物語の始まりです

2004年11月04日(木) 一本の電話

眠れぬ夜の小さな抵抗・・
そうさ・・始まりだよ・・前を見て歩こう・・
草臥れ果てた心が囁き出した
遠くに揺れる水面の明かりに・・泣き出しそうになりながら
それでも尚・・歩きたい。そう思うの・・たった一言の優しさが私を救ってくれる・・歩きたい
ただその想いだけで・・生きている。

携帯が突然になった・・
「もしもし・・○○ですけど・・・」
久しぶりに聞く懐かしい声
「おひさしぶり・・」と答える私に・・
「あのぉ・・3月の公演ではるんですよね。。」
「公演までのワークショップの日程参加・不参加を市民会館に連絡してください・・」
初日のオリエンテーションに仕事で出れなかった私は・・もう・・参加できないと想っていたの・・
きっかけとは不思議なものです・・
今・・色んなことに疲れ果て・・夢を追いかけることすら出来なかった私に・・
小さなきっかけが迷い込んできました。
戸惑いと・・期待・・交差する私に・・
市民会館が直接かかわらはるので・・と説明が続く・・
「わかりました・・日程市民会館の方に連絡しておきますね」と私・・
「はい・・よろしくです」と・・彼女・・
「また・・おあいしましょう・・」その言葉を携帯から聴きながら・・
夢と現実の狭間に迷い込んでいた私・・
もう一度・・舞台に・・・そう思う私の心は・・秋色に紅葉していた・・
始まりです・・歩き出す事・・忘れないで・・と・・・

時をさまよって・・やっと・・
この場所に辿りついたよ
息切れしながら・・
歩いていたの
もう・・戻る所など
何処にもないよ
そう・・呟きながら
見詰た水面に揺れる・・
優しい灯火
心に流れるメロディを
ねぇ・・もう一度
間だ見ぬあなたに
伝えたい・・


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