続いて「壬生義士伝」。

意外と泣けます。

ただ泣けるのは泣けるのですが、どうも泣かせようとする意図が感じられて

しまうんですよね。

あれだけやられて生きてるわけない中井貴一を生かしておいたり。

そしてそのあたりで少し中だるみした感じがしました。

義を通して云々という本来のこの映画の芯が、ここで弱くなってしまったと

思います。

作品全体としては、いい役者が揃っていたし、話の筋もまあ面白かったので、

よいとは思いました。

ただ沖田総司の堺雅人はどうだったかと。

あんな卑屈っぽい感じは沖田に合わないのではないかと。

パッと見、中川家の剛（兄）かと。

できちゃった婚かと。

そういえば、明日友人の結婚式に出たときに、そこに来る別の友人に出産祝い

持って行かないといけないなと。



・ ・ ・ ん？何の話でしたっけ？



そうそう、沖田です。

でも、近藤勇以下新撰組を多少俗物扱いして描いている（と思う）ので、

その点を鑑みれば、まあぎりぎりかなとも思いました。


で、意外な拾い物（？）は夏川結衣。

こんな感じの役（しづ）が実は適役ではないでしょうか。

雰囲気がとても出てていい感じです。

そしてみつ役の子役の女の子（しかもちょっと大きくなった頃の方）がじみに

かわいいとみたんですが。

今後が非常に楽しみですね＞何が


あと１つだけポイントを。

「黄泉がえり」と「壬生義士伝」、２本立て続けに観ると、多分疲れますよ。



同じ顔をながめっぱなしになるから＞柴咲コウ＆中谷美紀

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