monos
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先日、列車に乗っていると、
髪はボサボサ、髭モジャモジャ(しかももみあげとつながっている)、
よれよれの帽子に、ドデカいリュックと登山靴
という、いかにも「おれが登山家だ」みたいなスタイルの人が
あとから乗ってきて、わたしの隣に座りました。
わたしは「スゲェなこの人」と思って、思わずジッと見てしまっていました。
するとその登山家(わたしの中で確定)がおもむろにデカリュックの中から
何かを取り出しまして。
その様子をこれまた見ていると、なんとその取り出したモノ、
FM−V LOOXでした。
あまりにミスマッチ。
そして彼はその太い指で、器用にキーボートを叩いておりました。
これまたミスマッチ。
わたしがそのまま見続けてしまったのは言うまでもありません。
彼は列車を降りるまで、わきめもふらず一心不乱に何事か打ち込んでおりました(文字通り)
彼は途中の駅で降りていきましたが、わたしも思わず立ち上がって
付いていこうかと思いましたよ(ウソ)
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