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2002年08月06日(火) 頑張って続き書いてみた。

日に日に帰宅時間が遅くなってます。こんばんは。

さて、昨日の最後に書いたように、今日は「住民基本台帳カード」の話。

ただ、これは来年の話です。

現時点ではまだ決まっていない部分が多いので、多少推測を交えながら

書いていることをご容赦ください。しかもめっちゃ簡単に書くんで。


まず、このカード、有料です。

金額は決まっていませんし、各自治体によっても変わるかと思いますが、

1枚1,500円前後ではないかと思います。


次に、このカード、希望者にのみ配布です。

当たり前ですね。金取るんですから、強制のわけがない。


また、このカードに入れられる情報は、各自治体で変わります。

どういうこと(行政サービス)に活用するかは、それぞれの自治体に

委ねられています。

写真を貼り付けるかどうかも自治体によって異なります。

よって、転入した市区町村ごとに、カードを持つことによって受けられる

サービスが違うので、転入した人が戸惑う様子が今から目に浮かびます。

この辺を見る限りで、既に「国は制度だけ走らせて、あとは丸投げ」ってな

構図がミエミエ。


そして、これは今騒がれていますが、このカード、現時点では

「非接触型カード」

になると想定されます。

一般的に、カードはカードリーダーに通して情報を読み取ります。

キャッシュカード、クレジットカード、何でも大概そうです。

「非接触型」ってのは、カードリーダーではなく、光センサー等で情報を

読み取る格好になります。

スーパーのレジでバーコードを読み取る機械を思い浮かべていただければ

よいのではないかと思います。

ああいった感じだと思います。

前を通すだけで読み取る、といった感じで。

ということは、もしその読み取る機械と同性能のものが、携帯できる

大きさに(何者かによって)改造されて、それで各個人の前にかざすと

情報が読み取られる、ってな危険性をはらんでいる、というのが、今

もっぱら言われているところです。


さらにはこのカード、10年経ったら更新しなければなりません。

その間自分自身に何の変更がなくとも。

そして何か変更があった場合(結婚して名字が変わったとか)、カード

自体を取り替えることになると思われます。当然有料と思われ。


で、このカードを持つと、転出・転入手続が、転入時のみの1回で済む、

というのを、国はメリットとして謳っています。

しかし、今でも転出証明書は従前の住所地から郵送で取り寄せることが

できるのですから、この「メリット」というものがどの程度のものかは

考えるまでもないところ。

そして、もし仮にこのカードを持つ人が転入した場合、転入地にカードを

渡す(返却する)ことになります。

そしてまたカードの所有を希望する場合、その転入地にまたお金を払って

カードを発行してもらうことになるのです。









もちろん有料で。






簡単に書いただけでも、この始末。



果たしてこのシステムの、









どこがメリット?



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