机もベットもない　白い部屋

白い積み木を積み上げる　壊れてしまった親友。

あぁ、私は君を置いて行くんだね…


壊れてしまった君と

乞われ逝く私



たった二人ぼっちの白い世界で、

顔を突き合わせて、私（たち）は嗤う。



さぁ、復讐をはじめようか？













ハロー・りべりおん。





「那智」

私の名前を呼ぶ親友の声はいつだって軽やかで、
優しかった。
辛いことも、悲しいことも　ひた隠しにする親友に
私はいつだって付き合った。

知らないふり。
それが親友の望んだこと。

「那智、幸せになってね」

それは、お前に言いたいよ。ばぁーか。
君の望むことはなんだってするよ。

ねぇ、親友
君は幸せでしたか？





壊れてしまった親友の前で
私はほほえむ。


なち

なち

なち


壊れてしまったんだね。
もう、もどってこないんだね。

つらかった？
かなしかった？？
いたかった？


あぁ、世界は二人だけだ。
壊れてしまった君と
乞われ逝く　わたし。



どうせ、失くなってしまうなら　




いっしょに　いこう？

ナナナ

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