lucky seventh
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2002年03月20日(水) クリィアリィスカイ

広がるソラの青をみて、私は死んでしまったと思った。



初夏の漂う、今日
晴れたソラの中、私は幼馴染みのアタルと中学のプール解放に言った。
「.....」
「.....」
照りかう陽射しの中、無言で歩く。
でこぼこしたアスファルトから陽炎がのぼり
背中には嫌な汗が流れていた。
「シィナ」
ふいに、アタルは私の名を呼んだ。
私は無言で振り向いた。
けれど、アタルは俯いて考え込んでいるんだろう。
黙ったまま何も言葉を発しない。
「何?」
ちょっと苛ただし気に強い口調で言う。
すると情けない顔したアタルと目が合った。


そして言った
「ごめんな。俺もうダメだわ」


私は何も言えなかった。


ナナナ

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