耳鳴りおやじの日記
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| 2006年08月24日(木) |
捨てることができる幸せ |
...お世話になった教授の家に家族で挨拶に行く...やっと区切りがついた...定年退職された後にばたばたしていてタイミングを逃していた...
...贈り物に万年筆を選んだ...ドイツに留学されていたことも考え、ドイツで老舗の万年筆、それも1900年前半から変わっていないデザインを選んだ...良い物は世代を越えて伝わる...教授もそんな業績を残せた人だ...
...ロシアの数学者グリゴリー・ペレルマン氏がフィールズ賞をいらない、もらいたくないと言って姿を消したらしい...正解がわかればいいのだという...こういう世紀の発見はこういう人から出てくるものだ...
...冥王星を太陽系の惑星から外すとか外さないとかは、なんかどうでもいいことである...調査の精度が上がって今後、多くの惑星が見つかればそれでいい...それだけのことである...
...サイエンスとはそんなにややこしいことではなく、極めて単純明快なことである...
...非常に複雑な現象や一見、ゴミと思われる現象からコアとなるものを見つけだし、それを磨き上げる過程...そこから出てくる結果はとても単純なことである...
...これで長いことやってきたテーマを捨てることができた...捨てることが出きる幸せは大きい...捨てることができれば新しいことができる...後は体力勝負か...きつい...
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