耳鳴りおやじの日記
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2006年05月27日(土) 研究者という仕事

...科学者という仕事とかいう本を読み返す...

...こういう本を読むと優れた業績を残した研究者の姿勢というのは、昔も今もあまりかわらないと感じる...

...また、大学の改革で雑用が増え、研究ができなくなったという愚痴も聞かれるし、私もよく思うが、昔から研究者の環境は基本的に良くはない...

...キューリー夫人の研究室は掘っ建て小屋だし、ダーウインはもともと船長の話し相手で船に乗っただけで研究のためではないらしい...

...研究をするというのはどんな状況でも大変なのはあたりまえで、そんな状況で研究を進めるのはそもそも無理である...

...しかし、それを無理と思った時、何もできなくなる...無理と思う段階は人によって違うから、どんな状況でも”やる”と思える人が研究者に向いているのだろう...

...そのためには、誰がなんていおうと、研究は面白いと思える素養がなくてはいけない...これはいつ獲得するのだろう?...

...不思議なことに10年前より研究の面白みを実感している...それだけでも有り難い...

...さて、今日はカレーか...そういえば十年前よりカレーがうまいと感じる...カレーは奥深い...


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