子供達の小学校に行って来た。
「お楽しみ集会」とかいう、クラスごとに妖怪屋敷とかクイズ大会とかをやる、小学生の文化祭みたいなイベントであった。
例によって難しい年頃の娘・R(12才)は
「来ないで。見ないで」
とツンツンし、息子・タク(10才)は
「来て来て〜」
とワクワクしていた。どんなことをやるのかはなかなか教えてくれない。来てからのお楽しみというわけだ。
残念ながら嫁は仕事なのでひとりで小学校に行ってみると子供達がキャアキャアといろんなクラスを回っていた。前半に係りをやる人は後半は遊び、後半に係りをやる人は前半に遊び、と交代し合っているようだ。
Rのクラスは図書室でやっていた。ダンボールで細工した迷路らしい。Rの同級生が受付係をやっていたので
「おじさんも入っていい?」
「いいよ」
別に入っても問題ないらしい。でもRが来るなって言ってるからどうしようかなー、と思っていたらちょうど近所の知り合いオヤジが幼稚園児の子を連れていたので
「おじさんと一緒に入ろう!」
その子の引率、という体裁を作って入った。中はジャングルの迷路という設定らしく、主にダンボールで迷路が仕切られ、またこれもダンボールで作られた木や動物らがあってジャングルっぽい演出となっており、子供達のかなりの気合の入り方が感じられた。
Rの同級生たちは迷路のところどころにチェックポイントがあって、クイズを出したりゲームをやったりと、みんなうまく説明や案内をしていて感心していたので、Rはどんな役なんだろうと思ったら、ダンボールで作られたでっかいワニの口の中にいてボーっとしていた。
「君、なにしてんの」
「来ないでって言ったのに!」
「この子の引率だし〜。で、君はワニの口の中にいる係?」
「はいはい、そうだよ!」
オヤジに答えるのもめんどいのでそういう返事なのかと思ったら、本当にそこにいるだけだった。
人気だったのか結構人が並んでいて迷路の中が混み、ちょこちょこ待たされたので時間がかかってしまった。
その後タクのクラスがやっている体育館に行くと、タクはいなかった。
「たっくんは?」
とタクの同級生に聞いてみると
「もうたっくんの係りの時間は終わっちゃったよ」
あらら。Rのクラスに時間を取られすぎてしまった。でもせっかくだから、とタクのクラスの出し物にも参加してみたら、4人の子供達からクイズの問題を2問ずつ出され、答えてゆくものだった。ほとんどがダジャレクイズだったので余裕で全問正解だった。
ドヤ顔でタクの同級生にご褒美の手裏剣の折り紙をもらってからタクを探して校舎をうろついていたら、妖怪屋敷の入り口に並んでいた。タクの他に10人位並んでいて、未だ妖怪ウォッチの人気が高いし、さすが妖怪モノは人気なんだなあ…とか感心していたら
「パパ!遅いよ!ボクもう終わっちゃったよ」
目が合うなり怒られてしまった。
妖怪屋敷だけに、一旦木綿、一旦ゴメン〜。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。