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■やっちゃったからできちゃった婚。
2005年09月20日(火)
「すごいね。今や安達祐実が子供を作れる時代だってよ」

「相手は誰だっけ?」

「いや、竿のほうはどうでもいいんだけど…」

世間から乗り遅れた感じで、些か風化した下世話な芸能ネタを
嫁と話していた。あの「具が大きい」と言っていた女の子が
自分のお腹の中に大きな具を作ってしまうとはやはりすごい
世の中になったものだ。さすが21世紀。

しかしこういう話をしていると、アダッちゃんと僕の側でモグ
モグとご飯を食べている娘・R(2才)が重なってしまう。

できちゃった婚というお茶目感溢れる単語の流布と共に、昔とは
違って結婚と妊娠の順序が逆でも「おめでと」と普通に祝福する
ようになってしまったが、いざ将来Rがそのようなことになったら
当事者としてはやはりヘビーなものと思われる。

「お義父さん、できちゃいました」

などといきなり言われても

「どのツラと金玉下げて言ってんだこの馬の骨がー!」

いくら温厚な僕でも日本刀に手を掛けてしまうかもしれない。

娘狂愛の僕としては、やはり順序通り「カレシ紹介」→「婚約」→
「結婚」と小出し小出しに娘が徐々に巣立って行く様を渋々ながら
確認しないとどうなってしまうか分からない。

えー妊娠?結婚?一編に報告するなバカチンが!ていうか初孫?
娘を毒牙に掛けた男は憎し、しかしこいつの子供であり孫…。
というように混乱してメダパニもいいところである。

せめて口頭だけでもいいから「婚約しました」とでも伝えてくれた
後でなら何とか耐えられるかもしれない。

しかしアダッちゃんも数々の名ゼリフを残した女優なのだから、
男とウフーンな場面になった時でもちゃんと言うべきである。

「欲情するならゴムをくれ!」

と。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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