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■油カタブラ。
2005年07月18日(月)
嫁と娘・R(もうすぐ2才)とで助産院へ行った。
第2子トロ(仮名)の定期診断である。

今回は僕が特に助産院の先生に呼ばれている。妊婦の
ためによいというマッサージを覚えて欲しいとの
ことで、今日伝授されるのである。

診察室に通された僕ら。まず嫁がベッドに寝かされ
トロの様子を診察する。エコーを当てられ、轟々と
唸る心音が聞こえてくる。

僕はRと肩を並べてじいと耳を傾けていると

「旦那さんと娘さん、おんなじ顔してますね」

と先生に笑われた。ハズカシー!

診察がひと通り終わると、いよいよマッサージである。
この先生は妊婦のケアにアロマテラピーを取り入れており、
僕も手に油を塗らされ、嫁の腹や尻や背中をねっとりと揉み
ほぐすやり方を教わった。

「こうするとリラックスして体も暖まって、とても
 いいんですよ」

「はあ」

「こうして体がほぐれた状態ならセックスしても
 大丈夫ですよ」

先生がいきなりそんな事を言うので僕はRを抱えて
逃げ出したくなった。嫁は半ケツの状態だし、僕は
それを揉みしだいている最中だし、そんな時にこんな
ことを言うなんて生々しすぎる。

「はあ…」

僕が返答に困っていても先生は

「肌のふれあいが大切です。むしろセックスすべきです」

セックスセックスと直球の言葉を放ってくる。お前は塩沢ときか。
僕の常日頃のやりたい魂を見透かされたのだろうか。金玉の
裏まで覗かれる辱めを受けたような気持ち。アロマテラピーで
アレマハズカシー。

「じゃあ今夜はオイルプレイで頑張っちゃおうかなウヒョ」

とオヤジらしく返せればどれだけ楽だったろう。しかし僕はまだ
青かった。恥ずかしさを隠すため黙々と嫁の体をマッサージ
するしかなかったのである。

とはいえこの先生のお墨付きにより、嫁の「性事離れ」にも少しは
緩和されるのでは、と淡い期待も持ったのであった。

このアロマ油はあまり好きではないが、そのためにはご奉仕を
続けるべきだろう。我が家の性事はこのいささか高く買わされて
しまったアロマ油に懸かっている。

あとは嫁次第である。

嫁の、嫁による、嫁のための性事。

油ハム・リンカーン。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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