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■アキハバランチ。
2005年05月10日(火)
メイド喫茶+秋葉原探訪の続き。

僕ら一家(嫁・娘R・僕)と嫁のママ友一家でメイド喫茶に
突入しようとしたら、行列が出来ていたことは書いた。

並んでも子供達はグズるので、僕だけ残ることにし、あとの
皆は公園で子供たちを遊ばせながら待機することになった。

僕が行列の最後尾につくと、何やらうるさい4人組がやって来た。

「ウソ?これがメイド喫茶?ギャハハ!」

「何こんなに並んでんの?超ウケるんだけど!ギャハハ!」

「記念記念!並ぼうぜギャハハ!」

秋葉原のメイド喫茶という、オタクの中のオタクの場所に来る
こと自体が既に己をオタクな存在にしてしまっているのに

「俺はお前らみたいな痛いオタクじゃねえぜ!
 単に気まぐれの興味本位で来たんだぜ!」

みたいな虚勢を張るこのような輩こそが一番痛いのである。
だから僕はせっかく秋葉原に行くのだからとここぞとばかりに



この服を着ていたのである。4人組はコレを見た途端

「うっ…」

笑いを堪えるのに必死になっておった。ふん、まだまだ
青い奴等であることよ、と蔑んでいたのだが、彼らは



こんなものが描かれたウチワを持っていたので、それを見た
僕も笑いを堪えるのに必死。っうぇwwwwwこいつら、
オタクで2ちゃんねらwww2冠キモイwwwオメガワロス!

4人組よ、安心するがよい。第三者が見たら僕もお前等も
立派なオタクに見えるであろうよ。

さて、メイド喫茶を出た後の、嫁のママ友旦那(南米人)は
おおはしゃぎであった。彼は大のゲーム好きで、秋葉原にも
ちょくちょく足を運んでいることが判明した。

「あ、あそこパーツ屋になったんだ。そうそうドンキの上にも
 コスプレカフェがあるんだよ」

我が庭のように活き活きと案内してくれ、

「あのゲーム屋によく行くんだ。海外のゲームを売ってるんだよ。
 日本語よりヒスパニックの方がやっぱりいいからね。でも日本の
 プレイステーションじゃ動かないから改造用のチップを買って…。
 ネットでエミュレーターもダウンロードして、それ用のゲームも
 いっぱい持ってるよ」

もうマニアックな話が止まらない。ロマンチックが止まらない。
絶対違法なことも話してるのであろうが、マニア過ぎてどの辺が
ボーダーラインかすらも分からぬ。

僕は彼こそが「アキバ系」の服を着るにふさわしい男、と思った。

「あ、あの露店で売ってるROM、ファミコンのゲームが百本ぐらい
 入ってるんだ。こないだ買ったよ」

きっと奥さんと息子のノブ君(1才)の目がなければ、ゲーム百本
どころか百万本ぐらい買ってしまいそうな程、彼は輝いていた。

百万本のアキハーバーラーをー。あなたにあなたにあたなに…。

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エンピツ投票。こっちもヨロシク。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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