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■おかしな名前で出ています。
2005年01月29日(土)
おかげ様で100万HITを突破しました。
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おかげ様ついでに、このごろ滞りがちだった嫁との
子孫繁栄業務も遂に実行することが出来た。

この時の僕は大いなる生命の小宇宙(コスモ)を
嫁の胎内に吹き込んだような達成感があった。
単に溜まっていたのですっきりしただけとも言う。

「これで、ひょっとしたらR(1才の娘)の弟か妹が
 出来たかも知れんなあ」

という手ごたえを感じ、寝っ転がりながら嫁に言って
みたりすると、想像はどんどん先に飛び、

「今度は男の子がいいよなあ。名前は何にする?」

先走ったことまで口に出していた僕であった。
男の子が生まれた場合、命名権は嫁にある。

結婚した時に予め僕と嫁との間で決めていたことである。

女の子が生まれた場合には、僕が愛して止まない、当時
近所に住んでいた超美少女Rちゃんの名をそのまま付ける
ことを約束したのである。有無を言わさずに決めた。
だからRはRである。

そしてもし今度子供が出来て、それが男だったら…。

「そうねえ…」

嫁が考え出した。寝ていた僕も亀頭をもたげて、もとい、
それはさっきやったことだ、頭をもたげて嫁の答えを待った。
やがて嫁の口から出てきたのは

「やっぱ、拓哉かしら」

であった。なんということだ。嫁はずっとキムタク
ファンなのだ。しかしその名前は新たに命名するものと
しては既に旬を過ぎているように思われた。

「確かにちょっと前は人気があった名前だけどさ、
 なんか今更って感じがしない?」

「いいの!拓哉なの!」

残念ながら嫁は考えを変える気は全くなかった。

僕が惚れた女の子の名前を付けさせてくれた
嫁の寛大さを顧みれば、僕にそれを拒否することは
できない。本当に男の子ができても、結局は嫁に
押されて拓哉と名付けてしまうだろう。

しかし嫁も僕も、こんな安直な名前の付け方で
いいんかね。


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