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■ネクタイ疲労時の栄養補給に。
2005年01月08日(土)
明日、泊りがけで嫁が娘・R(1才)と共に
実家に帰ってしまうという。寂しい。

嫁父の還暦祝いがあるのだ。しかし僕は仕事のため
行くことが出来ない。せめてプレゼントでも買って
おこうと思い立った。どんな贈り物にしようか、と
あまり考えるのも面倒なので、

「3,000円ぐらいのネクタイとかでいいか…」

極めて安直に買うものを決め、ぎっくり腰百貨店
(仮名)に入った。中にはババーリー(仮名)だの
ヴァレンチノタラバガニ(仮名)その他諸々煌びやかな
ショップが入っており、

「こういうブランド物を買って行けば嫁父にも
 ハクがついていいかな…」

などと考え、よさげな色のネクタイを一本掴み、

「これ、贈り物用に包んでください」

と店の兄さんにお願いした。

「ではお包みいたしますので…」

店員にネクタイを手渡す瞬間、それまで裏に隠れていた
値札がはらりと下がって、ちらりと数字が見えた。

い、いちまんはっせん…えん。

しまった。値札なぞ見てなかった。ババーリーだろうが
タラバガニだろうがネクタイの値段なんてタカが知れていると
侮っていた。考えてみたら自分でこんなブランドもんの
ネクタイなぞ買ったことがなかったものなあ。

人に贈るネクタイで、自分の首を絞める羽目になるとはこれいかに。

背筋が寒くなって懐も寒くなった。一人身になる明日の夜は
寝床までも寒くなるであろうよ…。

しかしこれだけの物を贈れば嫁父も喜んでくれるだろう。
このネクタイをプレゼントすることによって、僕と嫁父の
間にもより深い絆が生まれるはずである。

これをネクタイ関係といいます。


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