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■眠らぬ枕元の幼女。
2004年11月13日(土)
夜中…ひょっこりと起き出す娘・R(1才)

風邪を引いているので寝苦しいのかと思ったら
そうでもないみたいで、嫁が授乳をさせると

「あーははははは」

枕元にあるおもちゃで遊び出してしまった。

「もー。ねんねしなさい。ねんね」

嫁は「もう眠くてかなわない…」と、既に布団に入って寝る体勢だ。
その嫁の顔の真上から、Rはもみじのような手のひらを広げ、そして
手を高く振り上げてハエタタキのごとく

べちん。

嫁の顔面をぶっ叩いた。見事じゃ…。

「痛い!なにすんのよもう…」

嫁はたまらず悲鳴を上げるのだが、Rはマイペースに絵本なぞを広げ、

「あたー。うたー」

犬や猫の絵を指差しながら読んで(?)いるので、僕は付き合って
あげることにし、

「はいはい、それはわんわん、そっちはにゃんにゃん、
 こっちはちんちん」

などとさりげなく性教育を交えて話をしていたが、気が付くともう
午前2時を回ろうとしていた。さすがに僕も眠くなり、

「R、寝ようよ。宵っ張りになっちゃうと君の弟か妹が
 産まれなくなっちゃうよ〜うひょひょ」

などとRには高度すぎて分からぬであろう、大人の理由を告げて
寝るように催促するのだが、当然Rは遊ぶのを止めぬ。

「じゃあ、お父ちゃんも寝ちゃうぞ」

僕は布団に入って狸寝入りを決め込んだ。するとRは

「ふえ…ふえ…」

あ、僕も嫁も寝ちゃったから寂しくて泣き出すのか…と
思ったが一転、

「むきゃあああああああ」

いきなり怪鳥のような雄叫びを上げるないなや

べちん。

「いてえええ!」

僕もRに顔面を引っ叩かれたのであった。
そうか。さっきも嫁の顔を叩いてたのは

「寝るな。あたちと遊びなさい」

ということだったのだ。

僕は夜中、Rを起こさないようにできるだけ
物音を立てないように注意している。

親は「寝た子を起こす」愚行を致しますまいとしているのに
子は平気で「寝た親を起こす」ようである。

いつの間にこんなバイオレンス娘に
なってしまったのだか。

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