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■ブルー・ムーンに逢いましょう。
2004年09月02日(木)
真夜中、娘・R(1才)がムクリと起き上がった。
僕や嫁の物音で目覚めてしまうことが多いのだ。

あらあら起きちゃったのね〜とRと戯れていたら
ちょうど窓から月が覗いていおり、輝きが綺麗だったので
嫁にも見させようと思った。

「おい、月が見えるよ。まん丸だな」

「ブルームーンね」

「は?」

「ブルームーンよ」

「何それ?」

嫁はどこから薀蓄を拾ってきたのか知らないが、
今日(8月31日)はひと月で2度めの満月であり、
それをブルームーンと呼ぶのだ、と講釈をたれた。

ふーん。てっきりセーラームーンをぱくった
エロビデオの名前かと思った。(ブルセラムーンという
単語が思い浮かんだ為と推測される)

煌々と、暑さを冷ますかのような冷たい光が暗い部屋に突き刺さって来る。
なんとなく惑わされるような月の輝き。
そういえば、女性の体や心は月の満ち欠けに影響されるという。
その月光が満ち満ちた今夜、嫁の心身にも女体の神秘作用が働いて、
ルナティックでエロティックな状態になっているのではないかと期待し、

「なあお前、満月の夜はメスの血が騒がないか」

と尋ねたのだが

「全然」

まことにドライな答えが返ってきた。月の満ち欠けとは全く関係なく
いつもオスの血が騒いで満ち満ちている僕には辛い一言である。
嫁はクスクスと笑いながら

「でも、メスの血が騒いでるっぽいのが、そこにいるわよ」

指を差したその先には…ちっとも寝ようとしないRがいた。
キャアキャアとひとりで盛り上がり中。おお娘よ。

…早く寝なさい。寝ないとお父さんが襲っちゃうぞ〜。

青い月の夜より
青い尻の娘のほうが好きさ。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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