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■太平の眠りを覚ます上機嫌…。
2004年08月23日(月)
娘・Rの1才誕生日と母の還暦を祝うべく
ちょっと奮発して日本料理の店に行くことになった。

値段も高けりゃロケーションも高い、某新宿摩天楼ビル49階の店。
普段社会の底辺にへばりついている僕だが、親と子供の人生の
節目だ。たまには舞い上がってもいいだろうと、店に電話で
問い合わせた時に

「眺めはいいですかねえ、えへへ」

舞い上がり過ぎて高いところ好きなバカ丸出しで聞いてみたところ

「窓はありますが…眺めはよくありません」

との大変正直な答えが気に入り予約してしまった。

ほぼ12時ジャスト、嫁とR、そして僕と嫁の母を引き連れて店に入る。

「いらっしゃいませ。お待ちしておりました」

着物姿の女将(?)が現れた瞬間

「ぎゃわああああああん」

Rが人見知りと場所見知りを全開に発揮して絶叫。
それでも女将は全然慌てることもなく

「あらあら、じゃあおんも見ましょうね、おんも」

僕らを座敷に案内してくれた。はて、眺めはよくないのでは
なかったかと思ったのだが、その個室は…角部屋で眺めいいじゃん!
昼間でガスっていたが文句なしの摩天楼。
夜に愛人でも連れてくれば最高にエロくてしっぽりしたムードを
醸し出せることうけあい。

Rは徐々に座敷に慣れてきていつものペースを取り戻した。
料理を運んでくる女将にも泣くことはなく、

「あ〜たたたたっ」

字で表すと北斗の拳の雄叫びになってしまう甲高い声を上げて
ご機嫌であった。僕も昼間からビールを飲み

「アハハ、おいしいな」

上機嫌でやっておった。二本目を注文したところ嫁が

「あなた、大丈夫なの?」

と釘を刺されたが、瓶ビール二本なんて飲んだ内に
入るかと一蹴した。それがいけなかった。

食事が終わり嫁母とだけ別れ、僕の家に着いた途端
僕は思いっきり寝に入ってしまった。

僕の母が帰る時に起こされたが起きられず

「じゃあ私が送っていくわ」

と嫁。その後、僕がRを風呂に入れる役目であるため
夕方再び嫁に起こされたが起きられず

「じゃあいい」

と嫁。今、ようやく目を覚ました午前0時。
既に嫁もRも隣で寝ていた。嫁、怒ってるだろうなあ。
ちょっと様子を窺おうと思い、嫁のフトモモを撫でて
みたところ、

「ばしん」

ものすごい勢いで撥ね退けられてしまった。あわわ…怖い。
そんなわけで寝室から逃げてきてこうしてパソコンに
向かっている。怖さのあまり眠れない。ビールさえ飲まなければ…
いや、一本だけにしておけば…和やかな一日で終わったろうに。
しかし本当に酒に弱くなったものよ。

たった二本で夜も眠れず…。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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