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■ちぎっては食い、ちぎっては食い。
2004年08月15日(日)
嫁と娘・R(1才)を連れて栃木の実家に戻った。
嫁が一番懸念したことはRの「家見知り」であった。
先月嫁の実家に帰ったときは、Rは爆竹のように
泣き喚いてしまい、羽根を伸ばすつもりだったのが
返って疲れ果ててしまったという。

栃木といえば山と田んぼとザリガニぐらいしかなく、
あとは名物佐野ラーメンを食うことぐらいしか
やることがないので、早速地元の美味い店に入った。

いつも少食の嫁が呪われたように食っていた。
ラーメンばかりではなく餃子まで喰らう。

そしてRは…泣き叫ぶどころか、余裕をかましており、
向かい側で食っていたギャル系栃木ネイティヴ姉ちゃんが
Rに向かって「キャー、可愛いー」と熱い視線を送ってくると
宮様のように優雅に手を振って応えていた。

フフフ父のほうもよろしく、と僕も手を振ったら隣の
ゾッキ系栃木ネイティブヤンキー彼氏にガン飛ばされた。
風土も人も、変わってないなあ…昔から…。

さてRはラーメンを食べるのは初めてだったが、
小皿によそってやるとパクパク食べていた。
よそったそばから手掴みでわしわしと食べまくる。
母子そろって凄い勢いだ。

佐野ラーメンの特徴は、手打ちの麺である。
ひらべったくて、薄くて、ヒラヒラしている。

何が言いたいのかというと、佐野ラーメンを
小皿によそってみると…サナダムシそっくりなことに
気付いてしまった。それをもりもり食うR…。

いや、ごめん。父が悪かった。
そんなことを口に出そうものなら店中の人間から
袋叩きにあうだろう。せっかく久しぶりに食べる
佐野ラーメンなのに!

サナダムシの記憶は
ハナハダ無視するのだ!

でも一度脳裏に焼きついたイメージは…
店を出た後まで取れなかった…おえ。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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