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■WIRE04〜踊るアホウは踊らされ〜
2004年07月19日(月)
「WIRE」という日本最大のレイヴパーティーに
行って踊って帰ってきた。

レイプパーティーではない。(毎年同じこと書いているなあ)

ではレイヴとは何か?と聞かれれば大体こんな感じである。

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撮影禁止だったかもしれないがまあよい。
ボデーチェックされなかったし。

テクノミュージックにおける有名DJが世界中から集う
このイベント、毎年嫁と一緒に行っていたのだが、
去年は嫁が孕んでいたため、今年は娘・R(11ヶ月)が
いるためにそれができなくなった。僕だけが出かける今回、

「じゃ、行ってきます…ごめんね」

後ろめたさと恐ろしさに震えつつ嫁に声をかけたら
嫁は相当機嫌が悪く、目も合わさずにこう言い捨てた。

「早く行きなさいよ。さよなら」

さ…小夜奈良?まさか、帰ってきたら誰も家にいなかったりして。
本来翌朝まで踊り続けるイベントであるが、どうやら
早く切り上げて帰ってきたほうが良さそうだ、と本能で
感知したのであった。

さて、それはともかく現地に辿り着き、美人な友達ちあきちゃん
合流した。既に最初のDJ、ゲルマン金髪&元デルモという
反則モノの美人DJ、Monika Kruse(モニカ・クルーゼ)のプレイが
始まっており、初っ端から踊りまくる連休ナイトフィーバー。

ちあきちゃんがこういうアクセサリ(↓)をくれたので、

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わっかを外して股間に当てて

「血尿〜」

とやったら嫌な顔をされた。連休セクハラフィーバー。

ひと休みしてダンスフロアを離れ、BARでビールを立て続けに
飲んでいたら、ちあきちゃんの彼氏君が寄って来て

「いいものありますよー」

マジックで「スピリタス」と書かれたペットボトルを
差し出してきた。キャップを開けると紛れもない
エチルアルコールの臭いが…。君、スーパーフリーか
なんかですか。

フロアはやがてWIREのレジデントDJ、石野卓球が登場し
前半のピークを迎えた。WIREはこれから朝まで盛り上がるのだが、
僕はそれを見届けてちあきちゃんに別れを告げ、家に帰った。

嫁の出かけばなの一言が引っ掛かっていたのだ。
妻子持ちでありながら夜通し踊ることは僕には不可能だ。
WIREにも別れを告げた。もう来ることはないだろう。

0時前に家に着いた。嫁は寝床で起きていた。

「これ…お土産です」

WIREグッズのTシャツやらを枕元に置いたら

「お気遣いありがとうございます」

寝たまま見向きもせずつれない言葉。空気が重かった。
場を和ませようと思い、ちあきちゃんからもらった
アクセサリを再び股間にあてて

「血尿〜」

とやったが嫁は

「寝る」

一瞥くれただけであった。

踊れる夜はもう来ない。嫁と娘に踊らされる人生が
残ってるだけ。僕はそう思った。

「WIRE」という日本最大のレイヴパーティーに
行って踊って帰って来た。

レイプパーティーではない。(毎年同じこと書いているなあ)

…それも今回で終わりである。

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「小さく載せてくださいよー!」という
ちあきちゃんぐへへ。

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Monika Kruse(モニカ・クルーゼ)のサイン。
握手までしちゃったぐへへ。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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