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■四十八手。ちょっと待って。
2004年07月03日(土)
子供が産まれると、夫婦の契りが困難である。

娘・R(10ヵ月)が起きている間は、まさか娘の前で
本番まな板ショーをやるわけにもいかない。そうなると
夜、Rが寝静まった時分に行うしかない。

というわけで先日、Rが寝ている間に嫁を口説き、
いそいそと始めた。次第に一心不乱になり、やがて
真っ白に燃え尽きた。ふと人の気配を感じた。
まさか。それはないよね…と念じつつ振り返ってみたら…

「だあ」

悪い予感は的中した。

寝ていたはずのRがいつのまにか目を覚まし、
アグラをかいて僕らをじいっと見ているではないか!
そのどっしりと腰を据えて凝視する姿は、さながら
大相撲夏場所、向こう上面の九重親方審判長。
僕らの「取り組み」は砂かぶり席で見られていた…。

「わーっ!見てたの?いつから?全部?」

僕らは大パニックとなった。見られてしまったのは
これで二度目だろうか。しかし、最後の場面まで
見られるのは初めてだ。精も魂も尽き、完全なる
無防備状態を見られるとはなんとも恥ずかしい。

ヤリ終わった後、ガマガエルのように突っ伏していた僕。
それをじっくり目にした向こう上面R審判長。
一体どんなことを考え見ていたのだろうか。
そんなことを考えると夜も眠れません。

ただいまの決まり手は、ヤリ切り。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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