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■立てば爆薬座ればボカン。
2004年06月08日(火)
娘・R(9ヶ月)はハイハイがうまくなった。

ハイハイからやがて立って歩けるようになるはずだが、
そのエボリューション過程の間に「捕まり立ち」という段階がある。
僕は嫁に聞かされて初めて知った言葉だけれども…。

Rはちょうどその「捕まり立ち」にトライしていた。
テーブルに両手で捕まって、んしょんしょと立とうとしている。
そばで手に汗握って見ている僕。

「立て、立つんだR!」


立ち上がろうとしても、足がガクッと折れて立て膝の状態に。
まだ足の力がないのか、体が重いのか。
それでもお尻をプリプリさせながら何度かチャレンジした後に…

ひょっこり。

「Rが立ったわ!」

Rは嬉しそうにテーブルをばんばん叩く。
遂に娘が自力で立ち上がった。僕もRを讃えて拍手喝采。が…

「あー…」

Rはそのまま横に倒れて行った。幸い柔らかいモノが
置いてあったところにぼすっと。

…そうか。捕まり立ちは出来ても、そこから再び座ることは
まだできないのだ。

「うぎゃーん!」

「ごめんよ、お父ちゃんがうっかり者だったよ」

ビックリして爆竹のように泣くRを慌てて抱いて謝った。
こうなるともう立ってようが座ってようが目が離せない。
成長を手放しで喜んではいけないようだ。
いつ転げるか分からん。

立って兜の緒を締めよ、とはこのことであるな。

Rの場合はヨダレかけかな。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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