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■突撃隣のダンナサン。
2004年05月24日(月)
午前中床屋に行った。髪切り席(というんだろうか)に座ると理容師が

「胸元開けてもらえますか?」

と言うのでパーカーのファスナーをじいいと下げた。
するとその下に着ているTシャツが見えるわけだが

のび太さんのエッチ!

しまった。何でこんなTシャツ着てきたんだろ。
理容師は物凄い勢いでばばばっと布を広げ、
やばいものを隠すかのように僕はあっという間に
テルテル坊主状態にされた。

拷問に等しい沈黙の中で髪を切られた後、
嫁と娘・R(9ヶ月)と合流してサリーちゃんの家へ行く。

サリーちゃんは、ちょっと前に引っ越してしまった
隣人一家の赤ちゃんである。Rとは誕生日が1週間違いで、
イギリス人と日本人のハーフ。

久々の再開だったので嫁同士はお互い盛り上がり、僕も
旦那であるイギリス人、ジェームス君に

「やあジェームス、久しぶりHAHAHA!」

と気さくなアメリカンスタイルで接したりしていたのだが
(イギリス人だろ)、当のRとサリーちゃんは、
向かい合わせてもお互いの存在をほとんど意識してなく
それぞれオモチャで勝手に遊んでいた。
赤ちゃんてそんなもんだろうか。

サリーちゃんは金髪で日本人の赤ちゃんにはない
可愛さがある。そこでジェームス君に頼んで
抱っこさせてもらったら

「HIEEEENN!」

なんだか英語っぽいイントネーションで泣かれてしまった。

僕の母や嫁の親父がRを抱いても、Rは必ずイヤイヤして
泣いてしうのだが僕はそれを見て

「ははは、だめじゃん」

などと笑っていたのだけれど、自分がその立場になると
結構ショックがでかいことに気付いた。

「ふ、僕に抱かれた女は必ずヒイヒイ泣くんだよ!」

などと心に言い聞かせても、初めて経験する心の痛み。

とにかく僕は抱っこしたり気が動転したりで暑くなり、
汗も出てきてしまったのでパーカーを脱ぎたかったのだが
Tシャツがアレ(↑)であることを改めて思い出し
我慢するしかなかったのであった。

考えてみればこんな怪しいおじさんに抱かれて嬉しい子供など
いないかもしれない。

帰ってから嫁と相談した。

「僕、サリーちゃんに泣かれてショックだったんだよ」

「アハハ!そんなこと気にしてたの?」

「それで、ハーフのサリーちゃんに対抗するには
 僕がニューハーフになるしかないと思うんだが」

「バカー!」

とりあえずジェームス君に英語を習うか…。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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