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■燃える闘魂。萌える投稿。
2004年05月22日(土)
夜、会社から帰ってくると嫁がヒマそうに
マンガを読んでいた。パソコンが壊れたため、嫁サイトの
WEB日記を書くことが出来ないためだと思われる。
しかし、僕の顔を見るなりマンガを放り投げ

「アナタ、R(9ヶ月の娘)の写真を印刷してよ!」

と言い寄ってきた。

「今?すぐに?何に使うの?」

「投稿するのよ!ネットができないから投稿に専念するの!」

忘れていた。嫁は育児系の雑誌「あそこクラブ(仮名)」に
Rの写真を送りまくる投稿職人であった。
何の気まぐれか知らないが2度ほど載ってしまったので
それに気を良くし、更にネットが出来ないための代償行為として
ますます投稿熱が燃え上がっているらしい。
Rの可愛さを世に広めるんだとかで、アサハラトウコウと
化しているのである。

しかし僕はそこに親バカ一代の情熱を見た。あんたにゃ負けたぜ。

「分かったよ。じゃあどれを印刷する?」

「これと…これと…これ!」

僕のパソコンにあるデジカメ画像から嫁が3枚を厳選し、印刷開始。
ところが2枚印刷したところで紙がなくなってしまった。

「嫁、紙のストックは今ないんだよ。2枚でいい?」

「だめよ!最後の1枚が1番可愛く写ってる写真なのよ!
 イヤー!どうしよう!本当に紙ないのおおお?」

嫁はキイイイと悲鳴を上げた。先ほど僕が感じた嫁の情熱は
暴走しまくって更年期おばさんのようなイライラに代わっていた。

「わ、わかった。探すから…」

「私、今はネットで日記書けないけど、ちゃんとノートには
 書き記してるのよね…」

怖っ。たかが紙がなくなったことで「使えない夫」などと
うらみ日記を書かれたら困る。

机をゴソゴソ探すと、幸運なことに数枚の紙が見つかった。
嫁の一押しだというRの写真を改めて印刷すると、

「いやーん。かわいいー」

嫁は満足して写真を収めて寝た。危ないところであった。
たまたま紙があったから良かったが、嫁のこの鬼気迫る勢いだと

紙の切れ目が縁の切れ目

なんてこともウルトラアリエール。
早くパソコン治ってくれ。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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