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■そっとテロリスト。
2002年05月30日(木)
僕のお気に入りの女の子、Rちゃん。
最近連絡が取れなくて寂しい思いをしている。

何故ならRちゃんのケータイがいわゆる「お客様の都合」によって
止められているから。

僕が金払ってでも復活させたいところだが
そうするとまるで僕が囲っているみたいなので
自制している。

今日、ふと思った。
そういえば止められてからだいぶ経つ。
そろそろ復活してもいいころだろう。
特に用はないのだが試しに掛けてみようか…。

そうすることにした。

だが…

なんて会話しようか?用もないのに電話するのって
なんだか緊張する。ましてや相手は愛しい愛しいRちゃんである。

ちょっと会話をシミュレートしてみることにした。
電話をかけると

「もしもし。かじりん、何?」

と、Rちゃんが出るとする。僕はこう話す。

A案:

「特に用はないんだけどさ〜、そろそろケータイ
復活してるかと思ってさ、掛けてみたんだよ〜」

普通に考えればこんなもんか。しかし何か面白みがないので
もう少しパターンを考えてみることにした。


B案:


「あ、どうも、ひさしぶり。元気?あ、そう、ならいいんだ、じゃ」

よそよそしい上に何が言いたいのか不明なので却下。


C案:


「Rちゃーん!!声が聞きたかったんだようおうおうおう!!」

逆にストレート過ぎて危ない。


D案:

「パンツ何色?」

バカ。

考えれば考えるほど二度と電話に出てくれそうもないセリフしか
思い浮かばないので、結局最初の案で行こう。
そう思った。

で、かけてみた。


ドキドキドキドキ…
ドキドキドキドキ…

がちゃ。出たっ!



「おかけになった電話番号はお客様のご都合により…」

…。

…まだかよ…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。

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