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■宴の後はアフターカーニバル。
2002年05月25日(土)
激務が続く。会社と家の往復のみで、
会社には逃げ出したくなるほど大量の仕事が待ち受け、
やっと家に帰ってきたと思ったら
何故だか逃げ出したくなるほど機嫌が悪い嫁が待ち受けていたりする。

で、逃げ場というと僕のお気に入りの女の子、Rちゃんが勤めるゲーセンに
行っていたりしたのだがこの前辞めてしまった。

今彼女はケータイも停まっているので連絡のしようがない。
しかし、この日はRちゃんがゲーセン辞めた送別会。
友達みんなでギャーギャーやる予定だった。

…が、仕事が全然終わらず、日付が変わった頃
やっと自分の街に戻って来た。

…せっかくRちゃんに会える日だったのに…。
何故に自分だけこんな寂しい思いをせねばならんのか…。

道には居酒屋から出て来てもなお
キャアキャア盛り上がっているグループがいた。

…いいな、楽しそうで。その様子を見ると羨ましくて
僕はどんどん暗くなっていく。

…と思ったらその中にRちゃんがいる!!
よく見たらその送別会のグループだった。

「あ!かじりん!」

僕を目ざとく見つけたRちゃんが呼びかけた。
みんな「ああっ!!」と叫んで僕のほうを向いた。

「どこ行ってたんですか〜。何度も電話したんですよ〜」

その中の一人が言った。

「仕事だったんだよっ!会社はケータイ圏外なんだよっ!」

いや。こいつは悪くないのだが。つい八つ当たりしてしまった。
そして八つ当たりついでにRちゃんにも叫んだ。

「ケータイ、いい加減金払え〜!!」

あ…ずっとこれを言いたかったのだ。

「…お金ないの、えへ」

えへ、じゃねえ。しかし、かわいい(馬鹿)

「じゃ、そろそろお開きということで…」

ええええ!!もう帰っちゃうの〜!!

なんてかわいそうな僕…。
でもいいんです。Rちゃんの顔を一目見れただけで…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。

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