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■吐きだめ。
2002年05月23日(木)
仕事帰りの深夜、くたくたで電車に乗ると、
飲んだ帰りと思われる二人組みが

「おい、大丈夫か?気持ち悪くないか?」

「う…なんとか…」

などと話している。ちらっと見てみると、片方の男のほうが
気持ち悪そうで、電車の揺れで酔いが回るのを耐えてる様子。
僕が見る限り「なんとか…」ぐらいのレベルじゃないような気がする。
今にも吐きそう…。

以前電車に乗っていた時、近くにいた酔っ払いオヤジが
いきなりゲロを大噴射したことがあった。

隣にいた姉ちゃんはモロにかぶってしまい
「ぎゃあああ」と悲鳴をあげ、次の駅で泣きながら
降りていった。

車内には何とも言えない、もらいゲロを誘発しそうな
酸っぱい臭いが充満し、同時多発ゲロ一歩手前の地獄と化した。

…迷惑をかける前に降りるべきなのではないか。
なんか怒りが湧いてきた。

必死に吐き気を耐えている男の前に立ち、紙とペンを出して

「一本糞(72cm)」

と大書きして見せてやりたい気分だ。

いや…普段はそんなこと気にも留めないのだ。

本当に怒ってる理由は、

何で僕はここ数ヶ月間、人が酔っ払っていい感じに
デキあがってる時間帯まで
ずーっと働いてなければならんのだ、ということなのだ。
休みもろくにないし。

…ゲロも不満も、なかなか吐きどころがないしね…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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