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■ケータイ待ち受け画面戦争。
2002年04月18日(木)
嫁が何やらケータイをいじっている。
ぴっぴっぴっぴ…っぴっぴっぴっぴっぴ…。

なんだかうるさい。

こちとらお気に入りのRちゃんが
ゲーセンのバイトえ辞めてしまって以来会えない日が続き、
更に仕事が忙しくてゲーセンに行くこと自体もできなく、

悶々イライラしているのであった。更に

「ケータイに画像を取り込むのってどうするの?」

いろいろ聞いてくる。どうやらケータイの壁紙用に
画像ファイルを仕込みたいらしかった。

あれこれ教えると、またぴっぴっぴっぴっぴっぴ…。
しかし、ここで怒ると大人気ないので辛抱する。

「できた〜みてみて〜」

そういってケータイをどおん、と突き出してきた。画面には



僕と嫁の好きな「モモパンダ」だ。これを取り込みたかったのか。
嫁のチャレンジは成功したようである。やれやれ。

しばらくして、嫁がケータイを充電しだした。
ちらっと覗いてみると、先ほど「モモパンダ」にしたはずの画面が

妙にニヤついた男の顔になっていた。
何者だ、この男…


って、僕じゃないか。

「ちょ、ちょっと恥ずかしいからやめてくれ〜」

「なんで?いいじゃん」

そう言う嫁を振り切り、ケータイを奪っていじくって、
ある美少女の画像に変えた。

「あ、Rちゃんだ」

嫁はすぐ気付いた。

「かわいいだろ〜うふふふふふふふふ」

「あなた、また顔がにやけてるよ…」

「はっ…」

僕は顔を真顔に戻そうとしたが手遅れのようだった。

「しばらく会ってないもんね。寂しいのね」

そう嫁が慰めた。

「あ、Rちゃあああん」

僕は小さなケータイ画像に向かって泣き崩れるのであった。

ちなみに僕のケータイは白黒画面である。
ふん。

今日もアリガトウゴザイマシタ。

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