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■酒と会社と男とお小姓
2001年01月27日(土)
工事中のビルの中で仕事しているが
建設中のため、仮事務所住まいである。

その仮事務所もやれ工事だ、やれ検査だ、で
転々と場所を変えざるを得ない。

今日も通算3回目の引越し。地下2階から3階へ。
荷物は全部自分で持っていかなければならない。
しかもエレベーター使えねーし…。重い…。

荷造りしているといろんなモノが出てくる。
以前日記に登場したお小姓趣味がある(?)N課長が
僕の机の上に、きれいに包装された細長い箱を
ドン、と置かれた。なんか重そう。

「コレ、あげるから」

「なんですか、これ」

「花瓶♪」

開けてみたら…

CAMUS

酒じゃないかあああ。
なんでこんなもん会社に置いてあるんだよ〜。

しばらくするとN課長がまた、今度はもっと長い、やはり
紙で包まれたものをドンと僕の机の上に置いた。
もう聞かなくても中身は分かる…でも敢えて尋ねる。

「…これ、なんですか」

「一輪刺し♪」

…うそつけっ。
いちおー開けてみると、やはり…

上善如水

一升瓶だった。こんな長い一輪刺しがあるかっ。

まったく、会社に酒貯め込むなよ〜。
自分で運ぶのがイヤなんだきっと…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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