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■かじ子の部屋
2000年10月18日(水)
日課であるゲーセンビートマニア、閉店までコース。

閉店した後、そこの店員であり、お気に入りの女友達のRちゃんと
午前1時過ぎまでぐだぐだと話す。

ゲーセンによく来るホモカップルがどうのこうの話しているうちに
何故か話の方向が「今後の人生について」に行ってしまう。

「なんかね〜このゲーセン、あんまり先が見えないから、
もし潰れたりしたらどうする?なんて話を他の店員としてたの」

Rちゃんは10代の美少女フリーターである。

「その人に『君はいざとなりゃ夜の仕事すりゃいいっしょ』って言われた〜」

「ま、それはとりあえずおいといて。結婚すりゃいいじゃん。彼氏と…」

「結婚は、しない!!ホモ小説家になるの!!男いらない!!」

男いらないって…かわいいのに勿体無い。

どうやら結婚より大きい夢になってしまったようである。
ホモ小説家…。ま、いいけど…。

Rちゃんは去年の今ごろは早く彼氏と結婚したい、
などとウットリしながら言っていたのだ。

女って変わるの早いなあ。

「かじりんもそろそろ結婚しないとねえ」

「は〜どうすっかなアレ」

「彼女をアレって言うな!!でもさ〜かじりんの彼女見てると
あんまり相手を縛らないじゃない?
結婚してからも好きなことできるんじゃないの?」

「好きなこと、ねえ。ふふふふ」

「あ、でも浮気はダメだからね!」

がっくり。まるで見透かされたように釘を刺されてしまった。

なんだよ〜全然脈ないじゃないか。

さてRちゃんはとうとうパソコンを買ってしまった。
ネットデビューか?と思ったがまだプロバイダとうまく接続ができず、
ネットに繋げられないらしい。

「なんだか変なメッセージばっかり出てさあ〜」

「見てみないことには僕にもわからんよ」

「かじりん明日休み…じゃないよねえ」

うげ。もし僕が休みだったらRちゃんの部屋に行けたってこと?
ぬおおおお。残念ながら仕事だ…。断腸の思いとはこのことだ。
もし休みだったら人生変わってたりして。
(いや、どうせ大して変わらないから)

それにしても脈ナシと思わされたり部屋に誘うっぽいこと言ったり
相変わらず小悪魔であることよ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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