■おとうとくん。
2000年10月04日(水)
弟が一人いるのだがよく付き合い方が分からない。
正月実家で会って「やあ」と言った覚えが確かあるが
それが今年のことだったか去年だったかはっきりしない。
子供の頃は毎日取っ組み合いながら遊んでいたものだが
やがて趣味も考え方も人としてのジャンルも全然違くなり
話題の接点も全くなくなった。
単に血でしか繋がりがなく、何考えてるのか良く分からない。
それでも弟は僕のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ。
生まれたときから変わらない。
180センチ強の弟が165そこそこの僕に
見下ろしながら「お兄ちゃん」と言う様は
なかなか圧迫感がある。
異性の兄弟になると尚更分からない。
僕の彼女にも弟がいる。弟は姉である彼女のことを
「おい、○○○」
姉さん、などとは呼ばない。名指し呼び捨てであった。
「姉さんと呼べ!」と言っても全く言うことを聞かないので
諦めていたのだがある日いきなり
「今日から『姉さん』と呼んでいいか?」
そう申し出てからずっと「姉さん」と呼んでるんだそうだ。
彼女の弟も、なんかつかみ所がないような…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
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