■彼女に刃物
2000年09月12日(火)
僕の彼女。
ネットを初めた当初、メル友を欲しがって募集をかけた。
同性のメル友を欲しがっているのだが
やはり圧倒的にオトコからの方が呼びかけが多いらしい。
そこで僕と彼女の共通の友人であるY子。
ネットもやっていて、更に僕のお気に入りの近所の美少女Rちゃんとも
顔見知りで、日頃Rちゃんにウツツをぬかしている僕のそのへんの事情も
知っているから時々ICQで彼女の良きグチの聞き役になってくれている
ようである。
こんなことを彼女が言っていた。
「時々Y子さんとICQでしゃべる事があるけど…」
「どんな事しゃべってるの?」
聞いておきながら内心ちょっとびくびくの僕。
「アナタのことに決まってるでしょ」
やはり聞かなければよかった。
「アナタがRちゃんのこと超気に入ってるみたいだから~」
「そんなグチなんかY子に言うなよ~」
「Y子さんにね『あいつ、いつか刺してやる!』って言った事があるの」
彼女がニヤリと笑った。Y子にはいい迷惑だ。
「で…Y子はなんて言ってた?」
「うーん、『まあまあ』とか『抑えて』とか…」
どうやら僕を庇ってくれたようである。
この時「やったれ」って言われてたら僕の命はなかっただろう。
Y子、すまんね。世話かけるね。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
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