書店に行くと、写真関連の雑誌が並んでます。
老舗あり、業界紙あり、新刊書あり、いろいろ。
最近、その様子が変わってきました。
それはデジタルの進出。
以前からそれを取り上げる雑誌はありました。
早くからデジタルだけを切り離し専門誌化してるのもありました。
でも、老舗はかたくなにそれを拒むかのように。
扱いもちょっとだけ。
それが最近、堂々と特集記事を組んでます。
今まで見て見ぬ振りをしてきた彼らもさすがに、無視出来なくなってきたのでしょうか。
今、写真業界は迷走しています。
メディア関係ではもう、逆戻り出来ないほどデジタル化が進んでいます。
一方で、デジタルから入った人たちが銀塩に興味を持ち始めています。
ケータイ写真なんて云う新しいモノまで出てきました。
そういう、雑多な環境。
これまでの写真は「記録」でした。
それが「記憶」に変遷し。
いまは「消去」になってます。
撮って確認しそれを保存せずに消す。
それがケータイを中心に広がってるムーブメントじゃないでしょうか。
一言で「写真」って括ってるけど。
いわゆる「銀塩写真」と「デジタル写真」は全く違うモノなんよね。
それはまた、今度の機会に。
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