人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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2002年11月04日(月) |
自ら死を選ぶということ |
思い出に胸が詰まって、何も考えられなくなることがある。
最近、自殺遺児者たちの手記が実名で発売されたと、新聞で見た。我が身内にも、自殺者及び自殺未遂者が数名いる。先日も、まだ義務教育課程中の息子二人と奥さんを残して、鬱病を苦にこの世を去った身内の三回忌があったばかりだった。
残される者のことも考えられないほど、反対に置いていく者のことを考えて、人は自分を自分で殺める。それは逃げだったり、最後の手段だったり。ある意味、自殺をするというのはとても勇気ある行動だと思う。だけど。
生を絶つことを考える前に、大事な人と一緒に逃げる選択を。身近な者の苦しみに気づく配慮を。追わない強さを。
小さな声を聞いて。
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