人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
日記一覧|past|will
2002年05月18日(土) |
『お部屋探し』は妥協と諦めが肝心要なのかもしれませんな |
実家から通えないところに就職してしまった。4月1日にもらった辞令だったので家を探す暇がなく、とりあえず職場に一番近かったウィークリーマンションを借りた。 そして、昨日までウィークリーマンションから職場に通い、その間にアパートを見つけた。 予算は管理費込みで7万円以下で2LDK以下。風呂・トイレ別。2階建て以上の2階以上。 そういう、注文だった。
例えば、7千円、賃料が違っていたとする。1年で7千円 × 12ヶ月で8万4千円かかるかかからないかという感じになる。 8万4千円で何ができるだろう? 何が買えるだろう? そう考え出すと切りがなかった。似たような予算のところはたくさんあって、築年数もきれいさもそれほどかわらなかったり、間取りも同じようなものだったり。注文内で探す物件はそんなもので。
結局私は、道路に面していない、窓からの景色は悪いが静かな58,000円の部屋にした。1年しか使用していないエアコンと、全部屋に傘付電気がついていて、礼金0円敷金1ヵ月分のH3年築の2DKのお部屋。ちなみに、CATVもひいてあった。 でもね、本当に景色が悪いんだ。一番に目に飛び込んでくるのは隣家一軒家の大きなベランダだし。次によく見ると周囲家ばかりで首をかなり伸ばさないと空に会えない。 私の実家は窓からすぐ空が見えるような家だったし、短大時代に下宿していた部屋も外の眺めはすごくよかった。 だから、景色の悪い部屋は生まれてはじめてで。 下見したときに、閉塞感や人の眼を気にしてしまうのでは、と少しは思ったけど、安さと付属物に釣られてしまった。
今私が、もう契約は済んでしまったのに「あっちにしておけばよかったのかも・・・」、と思い出しているお部屋は、景色はいいけど主要道路沿いで夜間もちょっと車の騒音がありそうで、エアコン付いてなくて、だけどH6年築できれいで、って2DKのお部屋だった。それに、私が契約したお部屋と10mしか離れていないので、駅やバス停までの距離はそれほど変わらなかった。CATVはひいてもOKってことだったし、エアコン設置してもいいってことでもあった。だけど、賃料は65,000円。礼金敷金各1ヵ月分だった。
お部屋を借りるって、本当に難しい。 既成のものに自分の思う通り、注文通りの部屋なんかあるわけないけど、どこで妥協するかが難しい。 こんな1部屋探しでぐらぐらがたがたくよくよしているようじゃ、分譲マンションや一軒家を購入するなんてことになったら、私、どうなっちゃうんだろう。住みにくかったら契約切れるまでの我慢だ、なんて言ってらんないもんね、一生モノのお家を買おうとしたら。
ああ、毎日の生活の場を選ぶって、大変なことだわ。いくらかある物件の中から自分にあったものを選び出す。 時には、妥協と諦めも大切なんだということを、今回学んだ感じだわな・・・
|