人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2002年04月06日(土) 私の好きな先生 〜 かかりつけ医編

鼻風邪を引いたようなので、かかりつけの耳鼻咽喉科に行った。早めに医師から処方された薬で対処しておかないと、私の場合絶対に治らない。もともと、耳鼻咽喉科にお世話になる系統が弱いので、風邪を引くと耳鼻咽喉の症状が必ず最後まで残ってしまう。ちなみに、幼い頃に中耳炎もやっていて、左耳は人工鼓膜だったりもする。

私には医師に関しては好きなタイプというのがあって、「口は悪いが腕はいい」というタイプにとても弱い。普通は、「愛想がよくて腕もいい」が本来望まれるタイプなのかもしれない。もしくは、腕なんか少々悪くても、話を聞いてくれる医師の方がいいのかもしれない。でも、私は男でも女でも、医師は「口は悪いが腕はいい」タイプを強く強く支持している。
生まれたときから20年近くかかっていた内科医を筆頭に(でも、この先生は2年ほど前に老齢で医院を畳んでしまった・・・悲しい)、現在の私のかかりつけ医たち、歯科医も耳鼻咽喉科医も外科医も言葉が乱暴だ。
思えば、あの内科医のおじいちゃんなんて晩年は血液検査結果の紙をぽんとくれ、「あとは自分で調べろ」と言っていた。そりゃ当時私はすでに看護婦免許は持っていたが、いくら相手が看護婦だからってそんなこと、普通の医師はしないであろう。まあ、それだけ気心は知れていたと言えば知れていたが・・・。
だから、多分なのだが、あの内科医に幼少のみぎりから通っていたから、医師とは「口が悪いが腕がいい」ものであって、あとは胡散臭い存在だと刷り込まれてしまったのかもしれない。
医師だって人間で、色々な性格の人がいると思うのだが、頭の中に根強く植えつけてしまった考えを完全に消し去ることはできない。けれど、今のところこの考え方を持っていて困ったことはない。だったら、いいのか、自分の好みで。

来月には引越しの予定だが、その引越し先には「口は悪いが腕はいい」医師のいる医院はあるんだろうか。今、それが心配だ。(だが、その前に本当に家を探さなくちゃだな)


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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