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2005年10月04日(火) ■ |
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義理人情 |
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まだ月組でふわふわしてたいのに、授業と落語があたしを苦しめます(何それ)
ジャズィを見てて、パトリックとダンのやり取りがすごい好きだったなあ。
ダンもあの芝居の中では手段を選ばないひどい奴って描かれ方でしたが、いやま実際敵がおおいキャラなんでしょうけど、何か憎めない人です。パトリックがアイルランドの民謡みたいなの歌って「あんたがいつも歌ってた」みたいな事をいう場面があって、ああこの人も今は手段を選ばない実業家になっちゃってるけどアイルランドからアメリカにやってきたばかりの時は今のパトリックみたいにまっすぐ自分の夢に向かって突っ走ってたのかなあとか考えたら急に愛着がわきました。仕事終わりはギネス片手に皆と語らい合って楽しくやってたんだろうな。でいい具合で酔っぱらうといつもアイルランドの歌を歌って、思いを馳せてみたいな感じだったのかしらと思うと楽しくなってきます。 そこから一代で一財産つくりあげちゃうんだから相当のハングリー精神と経営手腕を持ってるんですよ、ただ大きくなってやろうっていう気が強すぎて手段が段々強引になってきちゃって結局は間違った方向に進んでしまったんですが。 パトリックにあれだけ肩入れするのも、勿論大統領になってもらって自分の利益増やしたいっていうのもあるんでしょうけど、それ以上にパトリックに若い頃の自分を重ねててなんとか大きくなってほしいっていう親心みたいなのがあると思うんですよ。15年間実の息子みたいにして育ててきた訳だし。 出会いはきっとパンを買う金もなくてパン屋の前でたってたパトリックを見て 「坊主、パンが食いたいなら働くこったな。行くところがねえなら俺んとこにこい、真面目に働けばパンと寝床をくれてやる」 多分子犬を拾うような気分でダンはパトリックを拾ったと思うんですが子犬はいつしか立派な大型犬に成長したんですよ。
うはあ、なんでこんなダン語りしてんだ。でも多分谷先生のおきにキャラであることは間違いないと思う
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