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| 2005年03月11日(金) ■ |
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| カモメが辿り着いた場所 |
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各地でエリザベートの感想を読んでみると共通しているのが「瀬奈君ごっついかと思ったけどかわいいや」と「やっぱり男役には女の部分出すのきっついすよ」っていう二大意見が大半を占めているようですね。 確かに少女時代はみんなの想像をはるかに超えてカワイイんですよね、人間肩幅なんて関係ないって事を示してくれた瀬奈じゅん。 何でだろう、男役13年やってきた瀬奈君がいきなり本公演で女役演ってかわいさとか出してしまうのは何でだろうと考えてたんですが、もちろんうちらが想像できない程の努力を本人がしたからが一番なんですけど、瀬奈君の男役に対するスタンスみたいなのも関係してくるのかなと思いつつ…わからん(なんだなんだ)
さて残りの瀬奈ザベートまとめます。
霊廟〜夜のボート
ルドルフの霊廟で腰を曲げて泣きながら入ってくるシシィは年を取ったなあと思いつつ、でもやっぱりルドルフの母親であったんだなと思って寂しくなります、霊廟をなぜる背中が悲しい。フランツはここで嘆くシシィを見て、慰めたいげどどうしようもないって感じで去っていきますが、そのシシィに向ける思いがすごい優しくてまたせつない。 ここで一番好きなのは「死は逃げ場ではない!」て言ってトートにも突っぱねられた時のシシィの「おいそりゃないだろ、どうすりゃいいんだよ(号泣)」てとこの表情です。あのシシィがここまでどん底になってでも死ぬこともできない。 でもトートがシシィの影であるとなると死を受け入れなかったのも自分であってこの辛い現実から逃げたいとは思ったけどどっかでこんな形では死にたくないのがあったのかなと。 それで生きることを選んだ(選ばされた?)シシィですがもう生きてどうこうというよりはいつか辿り着く場所を探すのが目的になっていって、夜のボートにつながっていくと思いました。
夜のボートはフランツが今までシシィを待つ、岸または港でいられたかどうかですごく変わってくると思うんですががいっさんのフランツはホントにああこの人はずっとシシィのために岸になってたんだなあと思いました。でもカモメが探している場所はここじゃなかった、「どこなんだい」と問うといつか辿り着く場所と言うシシィ。ずっとその瞳の見つめる先はいつかたどりつく場所だったんだと思うんですけど、夜のボートのシーンではもう眼前に見えてきてるのかなと言う感じでした。
早く書かないと記憶が風化していくよ!(汗)細かいとことかはすぐ記録に残さないと駄目だなあ…
昨日は七時に寝て出勤する母親とすれ違いました、起きたら母親がしごとから帰ってきました…今日もこれからバイトです(夜型人間)
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