DIARY...camui

 

 

素敵だと思えること - 2003年11月14日(金)

私camuiはイベントでチヤホヤされたくてコスプレしているのでは無い。
コスプレイヤーとして有名になりたいからしているのでも無い。
純粋に、自分の芸術的作品として物創りをするのが好きだからコスプレするのだ。
近頃(夏コミ以来)イベント参加していないのは、忙しいからという理由の他に、別にカメコさんに
知り合いがたくさんいるわけでも無いし、労力も金もかかるイベントにわざわざ行っても
記念撮影程度の写真しか撮れないからだ。コミケなどの大きいイベントでは、例えば
うちにオーダーして下さった方だとか、地方から上京して来たお友達だとか、そこでしか
会う機会の無い人に会えるから、というのが参加する理由の8割くらいを占めている。
後の2割は日本最大のお祭りくらい行っておこう、という気持ち。
イベント参加あまりしていない理由がこんなんだと、きっとコスプレの世界では
「コスプレイヤーとしてヘタレ」と言われるのだろう。
でもそんなの気にしない。自分がやりたいものだけをやりたい時にやる。
誰も楽しみにしてくれなくても、誰も写真を撮ってくれなくても、やりたいものを。

セラムンというジャンルをやっていなければ知り合えなかった人はたくさんいる。
その中でも特に親しくなった人には、「セラムンのcamui」では無く「camuiのセラムン」という
見方をして欲しいという思いがある。もっと言えば「camuiの数ある作品の中のうちのセラムン」と。
それでもセラムンのcamuiじゃないと興味が無いならそれは仕方が無い。
だが、今までもセラムン以外のcamuiにも興味を持ってくれていた人に、突然そうじゃなくなったと
言われるのは悲しい。コスプレイヤーcamuiの信条とポリシーに共感し、コスプレイヤーcamuiに
思い入れていてくれたのだと思っていた人に。そうだったとしたら私が何をやろうと
興味を持つくらいはするはず。
でも恨み言は言わないし(ただ悲しいとしか)、責め立てたりもしない。
私が勝手にそう解釈していただけだとしたら。
何かを得るためには何かを失わなければならないとはよく言うが、まさしくそうだと思った。
新しいことに挑戦しようとしていることで今まであったものを一つ失ったから。
後悔はしていないしやると決めたことはやるけれど。

例え一人でも私のやっていることに共感してくれる人がいたら。
私のやっていることが素敵だと言ってくれる人がいたら。
私は迷わないだろう。止めないだろう。
自分でもこんな自分はきっと素敵なんだろうと思っているから。

…というような事を最近考えており、イベント参加激減していたり冬コミも分からないとか
言っていたりするのでした。冬コミで消費する労力を他の撮影にまわしたいと思ってしまう。
自分ではそれはヘタレでは無いと思っている。そんなわけで。
クロワッサンを開設してから、毎回夏冬コミケ行っていたのでそろそろお休みしようかなと
いうのもあるんだけど。…だって本当にいろいろ大変なんだもん;
帰ってきて一ヶ月動けなかったこともあったし。その時は酷かったんだけど。


好きなことをやれるのは幸せだ。
たった一人でもそれは素敵だよと言ってくれることは幸せだ。
ナンバーワンコスプレイヤーになるよりも何倍も。


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