五十日祭の件は、結局兄弟全員に紹介状を発送することで決着。 指摘された母が切れてそのように相成った。 はがきの宛名書きと発送を請け負う自分、ため息をつきながら作業。 母本人は愚痴りつつもなんだか勝ち誇ったご様子。いつものことだ。
話が若干ずれるが。 今月あたりから、税金方面と電気代、水道代を自分が払うことになる。 もちろん、これまでの負担に上乗せで。 まあそれは仕方ない。今まで野放図に金を使っていた自覚はある。
不意に母が言うのだ。貯金を殖やすのが楽しみだと。 …私に新たに払わせる各経費の分かね、それは? 遺族年金に移行することによる支給額のマイナスと、 父がらみの各種出費がなくなることによるプラスの差額は分からんが。
前にもそういう理由で、お家賃の増額をしたことがあったな。 各種手続きのため知ったが、父名義より母名義の通帳の方が多いな、残高が。 老後の蓄えならぬ、老後の愉悦かね。 …それを喜んであげられない私の心は相当狭い。なんだか寂しい。
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