2002年06月20日(木) |
純潔・・・「真珠夫人」より |
あ〜なたに 女の子の1番大切なものをあげるわぁ〜〜♪ by 山口百恵
「純潔」という言葉 今では死語のような気がしますが この言葉が頻繁に出てくるドラマがあります。
フジテレビ 昼1時半から放送されている「真珠夫人」 見たことありますか?? 菊池寛原作のこの物語は、主人公の令嬢が借金の為に愛する人と別れて 金持ちのオヤジと結婚させられる。 しかし、この主人公は、恋人に誓う。
「結婚しても純潔を守って 綺麗な身体で貴方の前に戻ります」
結婚後も本当に守り通し、波乱万丈の人生のなかでも「純潔」を貫く。
こんな時間帯のドラマであるので、もちろん毎日見られるわけではないのだが 家にいると つい見入ってしまう。
主人公の令嬢がいつまでたっても 上品に「あたくしは」って言うのも笑えるし 恋人の奥さんが嫉妬に狂って売春婦になるっていうとんでもない内容など 随所に こんなことないだろって突っ込みたくなるドラマだ。
たしかに、精神的な結びつきはとても純粋で素晴らしいと思う。 昔の映画の「恋に落ちて」でも、浮気している旦那さんが奥さんに 肉体関係はないと言うと、奥さんはその方がひどいと言う場面があったのを思い出す。
このドラマの中で なんど「純潔」という言葉が出てくるのか。 純潔さえ守れば 他はどうでもいのか。
しかし、今の何も考えずに気安く快楽に走る若者には 少しでも『純潔』ということを考えて欲しいものだ。
ところで このドラマはもう直ぐ終わってしまうらしい。 その後には、以前放映されていた「嵐」3部作の続編を放送するらしい。 1作目が、田中美佐子主演、2,3作目が、高木美保主演だったこのドラマも 真珠夫人と同様、主人公が波乱万丈な人生を送っていた。
これって もしかしたらないものねだりを上手く利用したドラマ作り? エンピツ日記の恋愛ジャンルの「不倫」が人気なのも 真珠夫人のような波乱万丈の人生ドラマが人気なのも 普通の平凡な主婦が、自分には出来ない事を求めてるからかしら。 勝手に自分をドラマの主人公にして見ているのでしょうか?
周りに 急に「あたくし」「ごきげんよう」って言い出した人いませんか? そんな人は、このドラマにはまってる人です。
それでは ごきげんよう(笑)
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