I think・・・(かくれ対人恐怖症にっき)



 ランチ

コーヒーと紅茶どちらを選ぶかなんて
私にはどうでもいい

知り合いとランチに行った時のこと
ランチにドリンクがついていて、
コーヒーか紅茶を選ぶことになった。


その人は
「空気を読みすぎて無難な方を選ぶんでなくて
ほんとに自分の好きな方を選んでみたら?」
と言った。


その人はコーヒーを選び私は紅茶を選んだ。
ちゃんと選べるじゃない?
その人はにっこり微笑んだ。


いつもだいたい人数が2人以上のときは
周りの人と同じものを注文する。
5人がコーヒーだというときは自分も同じにするというように。
空気読んでるのが半分、残りの半分は
考えるのが面倒くさいだけのような気もする。

ランチに行くのは、好きな物を満喫するためじゃなくて
人と会ったり話したりするためだから...

人と話をする事がお刺身だったら
何を選ぶかなんてお刺身についている菊の花のようなもの。
どうだっていいし...

器用な人は、そんな時でもしっかり自分の食べたいものを
選ぶことができるんだろうな。
周りの人はだいたいそうだな
私は無理...だな
人と会う、話す、だけで精一杯になってしまうから。


本当に食べたければ、後で一人でだって行く。


自分はいまこれがしたいの!という生の本性を常々人前で
出さないかもしれない。
人前では自分の本当の気持ちや思考がストップしている。
どうやったら、人といるときも
自分の本当の気持ちに気がつけるのか??
私には難問すぎる。


こんなこと考えていると何もかもが
気楽でなくなってくる。

肩の力をぬいてと思うけど
どうやって抜けばいいのかそれがわからないんだからね

人の話を聞きながら自分も話ながら
頭ではそんなことを考えながら食事もしている。
こういうところは器用なのかしら...

知り合いの携帯が鳴った。
メールみたい。ささっと冷静にメールを返信して
何事もなかったように話にもどる。


壁を感じる。
わざと自分だけの壁をつくる。


他人と自分との違いを
心の中でいちいち指摘しながら
自分をいじめる
気持ちよくて悲しい...


2009年04月29日(水)
初日 最新 目次


My追加
アクセス解析