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■ 黒一点
ここぞ、という大切なときほど ぼーっとしてしまい 力を抜くときにこそ ピリピリと神経をはりつめさせて おかしくなっていく。
人の話を聞く時って みんなどこをみているのでしょう?
わたしは相手の瞳を見ます。 でもだんだん瞳を見ながら話を聞いていると あまりにも凝視しすぎるのか 相手の黒目の一点が だんだんと自分を全部包めるほど 大きな黒点となり わたしはいつのまにか 相手の瞳の 拡大黒点のなかに はいっていく。
そしておもうのです。 この人は感情が機能しているけれど この人の瞳の「黒一点」は 実はおそれることもない ただの黒の物質だなあ。。。と。
そこまでいくと 今何時なのか どこで何の話をしているのか 今いる世界がわからなくなり うその世界に自分が入っていってしまう。
だから 大切なことほど聞き逃すのでしょう。
みんな人と話すとき どこをみているのでしょう? 何を聞いていて 何を聞かないことにするのでしょう。。。
2003年05月26日(月)
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